1984年の調査ではおにひ
トデの密度は低かったものの
広範囲に分布しサ
ンゴ被度の高いところに多い傾向が
見られた(Sakai et al. 1988)
この時のサ
ンゴの被度は
1972年に比べれば全体的に低かったが1976年よりは高
い海域も見られたことから1976年以降サンゴ群集はい
くらか回復したものの、多くの場所で再びオニヒトデの
食害を受けたと考えられている(酒井・西平 1988)(図4)