全日吹連主催の小学校の全国大会は、小学校バンドフェスティバル。
2009年に、マーチングとコンクールが合併されて、会場はアリーナに。
マーチングの合間に、体育館のフロアにイスを並べて「座奏」をするという
奇妙なコンクール形態になった。

当時の東関東、西関東の多くの小学校が、このおかしな吹連のコンクールに
反発して不参加を決めたため、この地域の県大会は出場校が激減した。
これに危機感を持った東西関東吹連が中心となって、
中学・高校の小編成の最上位大会に小学校の部を併せて、
東日本学校吹奏楽大会をつくった。

全日吹連のやり方に異を唱える形で作られた大会だから、
今も東日本学校吹奏楽大会の参加要項に、
「全日本小学校バンドフェスティバル(全日吹連の全国大会)に出場する団体は、
この大会に参加することができない。」と書いてある。

ということで、支部大会以上の最上位大会では、コンサートホールで小学校のコンクールを
するのは、この大会だけ。
(昨年から、日本管楽合奏コンテストに小学校の部ができたので、2つになった。)

西日本の小学校は、今もアリーナのコンクールに出場し続けているので、可哀想…。