>>199
は同感。


さすがに例が悪かったかな。
「キャンディード」はクラシックじゃない、の方が分かりやすいか。

クラシックの技法を使えば何でもクラシックになる訳じゃないし、クラシック作曲家が書けば何でもクラシックになる訳でもない。

クラシックのclass-はもともと階級や身分を表す語から来た言葉で、言わば「上流階級音楽」「選民音楽」みたいな差別的ニュアンスをも含んでいる。
と言うと思わず冷笑したくなるだろうが、ポピュラー(大衆)音楽という言い方と対義語的に並べて考えてみれば、言わんとする事は分かるだろう。
他に、「実用音楽」「商業音楽」「民族音楽」などなど、vsクラシックとして使われ得る様々なカテゴライズも列挙してみれば逆に、
「クラシック音楽」のより一般的な用法、この語が歴史的に担わされて来た概念も見えて来るかと思う。


「現代においてそのような区分はナンセンスだ」という話なら分かるし、内容次第では共感も出来る。念のため。

言いたいのは、「吹奏楽はクラシックでない」という言い方は、言葉の<クラシカルな>用法にはむしろ忠実って事。
吹奏村の常識は世間の非常識?!