ですよね、なりますよね。

そこで今日は、
(どん♪)

【もしも吹奏楽界が全体として、パフォーマンスのさらなる質的向上を目指して行った場合、
レパートリーや演出スタイルの分布には、今後どのような変化が生じると予想されるか】

これについて考えてみたいと思います。
…タイトルちょっと長かったですね(笑)。

今、「ん? なんか妙な前提が付いたぞ?」と不思議に感じた方、いらっしゃいます?
……ハイありがとうございます。
一応ごく何人かは(笑)いらしたようですね。

これはですね、世の中には、
「全体として目指す必要なんてないよ、目指したい人だけが独自に目指せばいいじゃないか。」と考える方達や、あるいは
「今の質は十分高いじゃないか。上ばかり目指していてはキリがない。もっと気楽に演奏や鑑賞を楽しめる社会が望ましい。」などと考える方達もたくさんおられましてね。
それらはそれらで一つの立派な見識と言うべきで、それなりに説得力も影響力もあります。
なので、現実に吹奏楽界全体が一丸となって特定の方向に突き進む、みたいな状況はちょっと考えにくい訳なんですよ。

なのでこれからする話は、その辺の可能性はしばらくカッコ()に入れて、
「<もし仮に>、みんながみんな全体の質的向上を何よりも優先して考えるようになったら、一体どんな変化が起きるだろうか?」という、
まぁカッコ付けて言えば…あ、今のダジャレじゃないですよ(ドヤ顔)、カッコ付けて言えば「思考実験」。
身も蓋もない言い方をするなら「机上の空論」を、あえて一つしてみようじゃないか、と。
そういった話になります。

前置き…だか言い訳だか分かりませんが、ずいぶん長くなっちゃいましたね。
本題に入りましょう。
考えられる方向性はいくつかあります。大きく次の三つにまとめて見ました。

こちら、ご覧下さい。