朝イチの桜丘は終始ステージ上でしか鳴っておらず、せっかくまとめ上げた音楽(そうわかる演奏でした)が報われなかったのが本当に無念でした。課題曲自由曲共に、よく整っていました。が、朝イチの宿命でしょう。多くは語りません。

創学館はこれまた非常によく鳴るバンドと知った上で拝聴させて頂きましたが、軽快な課題曲は桜丘と同じく観客席側まで届かなかったのが残念です。ハーモニー、打楽器等のバランスにももう少し気を遣ってほしかったです。
課題曲から自由曲はサウンドがガラリと一変し、それまで響かなかったホールが突然鳴り出したのは、このバンドの持ち味のお陰かもしれません。
その後のアンサンブルも心地良く、やや平坦な音楽が進行していく場面も見られましたが、それ以上は来年に期待したいところです。