中大ブラスの定期・・・聴いてビックリ。
林氏の力量は、学生指揮者の遥か上。何十年か聴いているが、こんな経験は初めてだ。
中大ブラスは、ここまでハッキリと大きな音を、最初から最後まで吹き続ける能力があったのか?
林氏の指揮による演奏は、今まで私が見なかった中大ブラスを見た気がする・・・。

個人的に大きな躍進を感じたのは、コントラバスパート。
弓がブレることなく使えているし、細かな刻みも苦にしていなかった。
数年前と比べて、大きく成長しましたね。

残念なことは、林氏が求める演奏に、演奏者がまだまだついてこられていないこと(特に金管パート)。
明らかに音をハズすことをビビっていたり、音量を出し切れていないことが目立った。

林氏の指揮で、特に金管パートの皆さんが、
「金管楽器は、小手先の技術だけでは演奏できない。吹き続けるには、それなりに体力も必要だ」と気が付けばいいと、私は思います。