>>44
そういう考えが一番嫌いだわ
交響曲一曲として作曲したものを楽章抜粋して並べ組み替えてそれはそれで別の作品!ってヘドが出る
柔軟も何もない
作曲という行為に対してツバかけてる

なによりこのブレーンのCDで抜粋したのは楽章抜き出して組み合わせての別の作品というよりCDの収録時間の関係と他の曲も入れないと手に取ってくれなさそうって思いが透けて見えるのと、その言い訳もしくは免罪符を作曲者自身が選んだってところに求めたところ

自分の娘が死んだ絶望と悲しみの1楽章もこの世への恨みや皮肉が込められた2楽章もカットして
娘がもし生きてたらって架空の語りかけである3楽章、悲しみから現実を受け入れて立ち直ろうと明るく振る舞うけど娘の葬式の賛美歌と新しい息子の鼓動が聞こえてくる4楽章だけ収録しようなんて虫が良すぎるし胡散くさすぎると思わないの
抜粋することは作品に対する軽視であるし自分のことを作品にしたのだからバーンズに対する侮辱にすら当たる
そしてこれを本人に選ばせた、企画段階で定価や枚数は既に決定してないとおかしいから、CD1枚という制限でほとんど自由に選べないだろう状況で
そのかわりにアルヴァマーだけ収録されたDVDなんてものをつけて
これがどんなに残酷なことかわかるか
どちらにせよおおよそ音楽を専門に教えている学校の吹奏楽団のCDとして最悪の抜粋でもあることは間違いない
音楽として万人に受ける魅力的な部分だけ抜き出し悲しい部分はカットした結果、作品の中心である意味が抜け落ちている
1・2楽章があっての3・4楽章と、1・2楽章がない3・4楽章で全く意味合いが変わってしまうことなんて言われなくても分かるだろうに
意味合いが変わった上でその意味合いが変わった結果すら酷いものになってしまう
擁護できる点がない

俺はこういうCD絶対に買わない