豊島 中低音の安定したサウンドがお見事だったが、高音部の抜けかいまひとつで、
旋律がやや埋もれ気味だったのが残念。
小山台 例年の爆音は鳴りを潜め、選曲からしても、音楽で勝負しようという姿勢。
課題曲は美しくまとめ、自由曲はやや傷はあったものの、音楽の流れを重視した演奏だった。
佼成女子 美しいサウンドと安定したハーモニーを聞かせていたが、全体的に
優等生的な演奏で、音楽的な主張が感じられなかった。指揮者とやや合っていなかった感も。
菅生 課題曲は圧巻の演奏。音楽が立体的でよくアナリーゼされていた。自由曲は、
重厚なサウンドで難曲を見事に吹きこなしたいたが、カットの悪さと所々見られた傷が残念。
岩倉 この1年ですさまじい成長。課題曲は低音金管を中心にやや爆音過ぎて、
ハーモニーが崩壊寸前だったが演奏力は高い。自由曲は圧巻のひとこと。
一糸乱れぬバンダと音楽的な流れを的確に把握したバンドとのコラボにブラボー。