主人公は自分の居場所が無くて故郷を出て行ったけど

その故郷で会ったデザイナー女性は母親と田舎に抑圧された人生で
主人公は幾ばくかのシンパシーを寄せる心持ちになるが
彼女の無遠慮な言い方や人の心に土足で入り込むことへの無自覚な様は
テレビ局の取材と同類で田舎でも都会でも変わらないタイプの人は居ると言う話でもある

自分をとうてい受け入れないだろうと思った肉親が自分を肯定してくれたことで
主人公が少し前に進める、そんな回だった

話数が少ない分、毎回アプローチを変えてきて
ひとつも同じ展開にはしない、面白い趣向だ