小泉徳宏監督から女優たちへ贈る言葉

「清原果耶殿。君は先輩たちにも負けない才能の持ち主だと思う。君のために役を増やしたほどです。これからは映画のフロントランナーになって下さい」

「優希美青殿。君は泣き虫ですね。現場でも嬉しくてよく泣いてた。ほら今も泣いてる。とても情が深い、感受性が豊かで、それはいい俳優の証です。これからも期待してます」

「松岡茉優殿。君は自分が思ってるよりももっと凄い人です。たぶん、過小評価してるんじゃないかな、自分のことを。でも俺はもっと凄い人だと思ってます。
意外だったのが、君は演技で賞をもらったのが初めてだったんだよね?」
松岡「そうなんです。ちやはふるの詩暢ちゃんで初めて賞を頂きました」
「すごくそれが意外で。でも、自分の作品で君に賞を…俺が贈ったわけじゃないけど」
松岡「でも私は最初で、最初というのはこれだけなので。ていうかここはクロストークする場面じゃないですよね、黙りますw」
「なので、俺はそれを凄く誇りに思ってました。同じ会場で並んでたけど、自分のことより嬉しかったなって。それが演出家なのかなって。しかも賞はひとつだけじゃないもんね?
これからいつか、ぜひ酒を酌み交わしたいと思ってます」
松岡「喜んで」

「上白石萌音殿。君は奏のキャスティングが難航したときに、最後にオーディションに現れて、ホントに僕たちを救ってくれた。期待以上の奏を演じてくれたと思います。
君の声の良さ、台詞の言い回しは特別なものだと思います。これからも頑張って下さい」

続く→