これまでは「私も演出の平川さんもガーッと行き切る作りをしてきた」と“最大出力”の演出で物語のクライマックスを盛り上げてきた。
「世界の中心で、愛をさけぶ」の最終盤で、意識を失ったアキ(綾瀬)を抱きかかえた主人公・サク(山田孝之)が涙しながら
「助けてください…」と声にならない叫びをあげる場面は今でも多くの人の記憶に残る名シーンとなっている。