主演映画が大コケ…高橋一生は「東京独身男子」で見納めか
2019/4/14 12:06 日刊ゲンダイDIGITAL

 昨年の4月期は同じ枠で田中圭主演の「おっさんずラブ」が大ヒットした。今回もヒットの予感がするが、どうやら関係者はハラハラしているらしい。というのも、3月1日に公開された高橋の主演映画「九月の恋と出会うまで」が大コケしたからだという。

「九月の恋」は中年女性に人気を誇る高橋が主演を務めるということで、全国248館での公開が早々に決まった。上映館数で比較すると、興収約46億円を叩き出した木村拓哉主演の「マスカレード・ホテル」の349館に迫る数字だった。
ところが、フタを開けてみると、高橋の主演映画は興収2億円にも届かず。映画のプロモーションのため、ヒロインを演じた川口春奈に「撮影を通して本当に一生さんのことが好きになりました!」と“交際におわせ宣言”までさせたのに大惨敗だった。

「公開初日から出足が振るわず、“テコ入れ”で高橋が女性ファンひとりひとりに白いバラを手渡しでプレゼントまでしたんですがねえ。それでも客が入らないということは、高橋一生は役者として飽きられてしまったのかもしれません」(ある芸能プロ関係者)
別の芸能関係者は「今回のドラマが高橋一生の最後の出演ドラマになるかもしれません」と私に囁いた。

 ちなみに高橋は「東京独身男子」の主題歌「きみに会いたい―Dance with you―」も歌っている。彼が尊敬してやまないという「エレファントカシマシ」の宮本浩次に楽曲提供を依頼して実現したものらしい。

「高橋本人は自分の立ち位置の危うさに気付いていません。“主題歌がヒットしたらテレ朝の『ミュージックステーション』に生出演するんだ”とうれしそうに友人に漏らしているようです」(テレビ関係者)

 歌手デビュー曲が「きみに会いたい」なのに、今回のドラマを最後に高橋に「会えなくなる」としたら皮肉な話といえる。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)