物語
戦後まもなく、
大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。
名前は川原喜美子(戸田恵梨香)。
両親(北村一輝・富田靖子)と
二人の妹(桜庭ななみ・福田麻由子)との暮らしは貧しく、
頑張り屋の喜美子(戸田恵梨香)は、
幼いながらも一家の働き手だった。
15歳になった喜美子(戸田恵梨香)は、
大阪の下宿屋で女中として働きはじめる。
大都会での暮らしと、
個性豊かな下宿の人々(水野美紀・溝端淳平・
木本武宏・羽野晶紀・三林京子)との出会いは、
喜美子(戸田恵梨香)をさらに成長させる。
3年後に信楽に戻った喜美子(戸田恵梨香)は、
地元の信楽焼(イッセー尾形)にひかれ、
男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。
やがて愛する男性(松下洸平)と結婚し、
息子(未発表)を授かり、
仕事にも家庭にもまい進する日々が始まる。
相変わらずの貧乏だが、
夫(松下洸平)や息子(未発表)のかたわらで、
大好きな陶芸にいそしむ喜美子(戸田恵梨香)。
だが、幸せなはずの生活は思惑どおりにはいかず、
大きな波乱が彼女を待ち受けている。
どんなにつらいことがあっても、
陶芸への情熱は消えることがない。
喜美子(戸田恵梨香)は自らの窯を開き、
独自の信楽焼を見出していく。
ーーー
内田ゆきCP
(戸田が演じるヒロインについて)
モデルとしている女性はいないとしつつ、
「信楽の方で女性の陶芸家の方を
かなり深く取材させていただいて、
その方が草分けとしてやってきた方なので
ヒントを頂いてやっていますが、
家族関係ですとか、人生で起こることは
オリジナルで考えています」
とコメントした。