松山は何度も検査しても原因わからず
岡田に丸投げした
指示を仰ぎそれに納得した
それで最後の土壇場で別の可能性に気づいてそれをしなかった岡田を責めるがはっきり言って松山はそんな資格はない
しかし、それでも個人のエゴで財前を責める里見にはじめて共感できた
医者は神じゃない
その中で少しでも人を救える可能性を増やす
その為の財前のエゴ、里見のエゴのぶつかり合い
岡田は他の医者が見落とし手遅れになる多くの医療ミスから患者を救ってきたから今の地位がある
その岡田が追い詰められ患者を救う可能性が閉ざされようとしている

それでも岡田を松山は追い詰めずにはいられない
個人のエゴで

個人的恨みでも出世へのやっかみでも正義のためでもなく
己に課した職業倫理から岡田のしたことは許せない
これは本当によくわかった納得できた

里見をはじめて原作を越えて納得できるように描いた
傑作なんだよ