そんなある日、みことは仕事中に自分の命が危険にさらされる事態に陥ります。
沙羅の死を恐れているみことは、自分が先に死ねることは悪くはない状況だと思いました。

しかし、自分の命から逃げることはやはりまちがっていると思い直し、奮起しました。
自分が生きていくために沙羅との思い出を少しでもたくさんほしいみことは沙羅と籍を入れることにしました。
それからは結婚式の準備でいそがしくする二人でしたが、ついにその日がやってきてしまいました。
二人の乗る車にトラックが突っ込んできたのです。
みことは、頭から血を流す沙羅を一生懸命救助しようとします。
呼吸を止めた沙羅の蘇生を試みるみこと。そこに救急車が来ます。

みことの予知では、沙羅が亡くなるのは8月23日のはずですが、事故にあったのは6月21日でした。
沙羅が意識を取り戻すことはないまま、2か月が過ぎました。しかし、誕生日の日に沙羅はなんと意識を取り戻します。

そしてその一年後には、二人は結婚式を挙げました。