そして、とうとう傷害事件を起こしてしまったのだという。
「当時、娘役で最も期待されていたAさんが檀の代わりに舞台に出ることになったんです。その日、檀は酷い風邪で声もガラガラ。Aさんが代役で出るのは当然の判断でした。」
「しかし、それを知った檀は激怒。Aの楽屋に錯乱状態で乗り込み、馬乗りで髪を鷲掴みにして頭を振り回し、鏡を投げたりコップを投げたりで大変でした。」(宝塚関係者)
これで済めばまだよかったものの、信じられない悲劇が起きてしまった。
「檀の投げた櫛がAの右目に刺さったんです。Aの目からは血が流れ出ていました。しかし、檀は救急車を呼ぼうともせず、謝りもしませんでした。」(宝塚関係者)
しかしAさんは檀を訴えることはしなかった。 これは推測だがおそらく、圧力がかかったのだろう。
Aさんは、歌劇団を辞め、今も右目は失明したまま。
年老いた母親と二人で暮らしているという。
※記事の一部を抜粋