3.非常に重要な信義、仁義の話やが、
大企業勤務の経験のない者にはわからんだろうが、
日本の本社への辞令が下りた。
それを、女は断った。
そして、台湾支社長(?)は、
そうかと、笑顔で辞令を破った。
はっきり言おう。
ありえん話だ。
女は日本の本社採用のはず。
ならば、台湾へは転勤なり、現地法人への出向。
辞令は本社人事部から下りておる以上、
支社長が辞令を破る権利も、辞職を認める権利もない。
支社長は女が退職を願い出た以上、
「私の権限ではないので、本社に伝える。」と言い、
本社の人事部と女とで退職の話し合いをする次元のお話。
支社長は、何を権限外の行為で、笑顔で辞令を破っておるのだ。
辞令は日本の本社人事部から下りておるのであって、
台湾現地法人から下りておるのではない。
支社長は日本本社に本人の意思を伝える立場に過ぎない。
そこから先は、
日本の本社人事部と女との話し合いのお話。
日本本社は優秀な人材は慰留するのが会社の本来的機能。