みんな信じるかワカランけど、私はそもそも、いまのアイドルブームを牽引してきたモーニング娘。とかのハロプロの掛け声の「がんばってきまっしょい!」の元ネタになった、「がんばってきまっしょい」を広める側の人間やったんやからなあ。

というのも、私はたまたま田中麗奈を見つけて、まあ正直あんま可愛いとは言えんけど意思が強そうな顔はしとるけど、こういう子を主役に抜擢できる「がんばってきまっしょい」という映画はきっと当たると思った。

思ったのは1998年の3月くらいかなあ。

”Shall we ダンス?” のアルタミラピクチャーズが作る作品というのもそうやったし、調べたら「がんばってきまっしょい」のメインの撮影場所は、愛媛県の当時の越智郡大西町の鴨池海岸やった。

大西町には大西駅もあって、私は小学2年生の頃に初めて時刻表を手にして、どうやってこの大西駅に行くか?をめっちゃ考えたよ。


それで、「がんばってきまっしょい」という映画をできるだけ早く観るために、大分の湯布院まで行ってゆふいん映画祭で観たよ。

けど、そこで「がんばってきまっしょい」はあくまでなにかの作品がポシャった場合の代作で、ゆふいん映画祭の実行委員も大して興味持ってなかった。

そのとき”岸和田少年愚連隊”の井筒和幸が作った「のど自慢」も先行試写上映されていて、大勢が「のど自慢」を評価した。


けど、私は、どう観ても「がんばってきまっしょい」のほうが上で、1998/8/30やなあ、観た夜に、磯村一路監督を捕まえて、この作品はめちゃくちゃいい、ゼッタイに当たる、当てる、とか言うとった。


それで、私も考えて、

@ 田中麗奈に興味ある人
A 松山東高出身者
B ボートに興味ある人
C 映画ファン

・・・Cはそうだったかなあ、と思うけど、とにかく4パターンの人々に伝えたら、必ず興味を持ってもらえると思って、インターネットでめっちゃ検索して、その人に向かって、

いやそれも既成のDMじゃなくて

「私はあなたのブログを読みました。あなたはこういうことに興味があるのですね。それを私は理解しました。
その上で、あなたが興味を持っているこういうことについて描いている「がんばってきまっしょい」という映画があります。
できたら、この映画を観ていただきたい」

というふうに書いた。

サンプルが一個残っとる。

http://rowing.gr.jp/suwaseiryo/guestlist6.html

とにかくそれで、制作側からはめっちゃありがたがられて、本公開前に田中麗奈のサイン本は送ってもらうわ

http://onicchan.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/02/02/rena.jpg

大阪の試写会ではアルタミラピクチャーズのプロデューサーの桝井省志から会いたいと言われて会って名刺をもらうわ(いま持ってないけど。てか私そこでプロデューサーになりたい!と言ったらゼンゼン違う道が開けとったのかもなあ・・・・)、まあそんなことがあったよ。


それで、「がんばってきまっしょい」は単館系としては異例にヒットして、それをモーニング娘。の飯田圭織が観て、めっちゃ評価して、それで田中麗奈と仲良くなって、「がんばってきまっしょい!」を掛け声にした。

それで、アルバム曲に”いきまっしょい!”というのまでできてもた。


まあそんなことがあった。

それで、私に対してなんか言えるヤツおるか?