カナダの新首相であるジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)は、名前からも判るように
フランス系カナダ人で、選挙区もフランス系のケベック州。
一方、対抗馬だったスティーブン・ハーパー(Stephen Harper)は英国系と思われ、
英国系の州で育っている。

フレンチ・インディアン戦争 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E6%88%A6%E4%BA%89

1755-63のフレンチインディアン戦争ではフランスと米国先住民の連合軍が英国軍に敗北し、
フランスは北米大陸の広大な領土を失った。それ以後先住民の迫害と追放が激化した。
今回の選挙はカナダが英語圏からフランス語圏に移動したことを意味する。
その背景には英語圏諸国の弱体化がある。

トルドー新首相の先住民保護政策は、フレンチインディアン戦争以後の英国系住民による
先住民迫害を糾弾し、英国支配の犯罪性を暴露して英語文明に終止符を打つことにある。
今後カナダの公用語はフランス語になり、カナダはEUに加盟するだろう。
おそらくフランスはこの300年間あまり英国との戦いを続けてきて、やっと勝利したのだ。