[プロテスタント地域]識字化について語るスレ[日本]
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世界で識字化が進んだ地域はプロテスタント地域と日本です。
プロテスタント地域は
@ルターが「聖職者(゚听)イラネ。万人が聖職者や!」と言った
A「万人が聖職者なら、万人が聖書読めなきゃいけないよね」となる。
B早期の識字化。スウェーデンは1700年には国民の識字化が完了。
という説明が可能です。
ところが、世界には近代以前に識字化が進んだ例外国があります。
それが日本。江戸末期には識字率が50%を超えています。この数字は
ヨーロッパの後進地域(スペインとかイタリアとかロシア)を凌駕し、ヨーロッパの中進国並です。
世界史における識字化の影響とは?
なぜプロテスタント地域や日本が識字化できたのか?
なぜ識字化が未だ進まない地域があるのか?
語りましょう。 >世界で識字化が進んだ地域はプロテスタント地域と日本です。
ビザンツ…… >>2
ビザンツ帝国って識字化が進んでいたんですか?
知らないから教えて下さい。
15世紀までに進んでいたって驚きです。 サラセン帝国はコーラン読ませるために識字率百パーセントは嘘でも、
ほとんど全て大多数の人間が文字を読めた。
識字率は低かったが近世に至るまで世界の経済力、
GDPの大部分は中国とインドが占めていた。
ヨーロッパは民衆に文字を読ませるな、
聖書は僧侶が独占せよの、貧しい土人国家だった。
中国やインドには遠く及ばない生活レベルも知識水準も低い後進国だった。
宗教改革が始まっても産業革命が始まっても民衆は貧しく識字率は低かった。 歴史上の識字率の比較って実際どうやるの?
日本と中国を比べれば、漢字だけの中国よりひらがなの日本の方が高いというのは、
数値的な証明なしでも、感覚で理解できるが、アルファベットの国とひらがな日本を
比べた場合、どのように測定するのだろうか。ラテン・キリル文字系だと30文字程度を
覚えるのと、ひらがな50文字を覚えるのと、大して労力に差が無いきがする。 プロテスタントは聖書読ませるために識字率百パーセントは嘘でも、
ほとんど全て大多数の人間が文字を読めた。
以下略 識字率65%。さすが神の国家。世界最強。
1881年の長野県北安曇郡の15歳以上男子を調査
「明治14年4月識字調」より
数字・自分の村名も読み書きできない 35.4%
自分の村名 41.2%
日常の出納帳簿 14.5%
普通の書簡・書類 4.4%
普通の公用文 1.9%
公布通達 0.9%
公布通達・新聞論説 1.7%
出典:八鍬友広『教育学研究』第70巻第4号 【政治体制】近世における先進国とその条件【技術】スレで十分じゃない。
識字・国力・GDPなど総合でやってる。 >>3
古代ギリシアからの伝統で、小さな村にも学校があった。
もちろん、ニケアやイコニオン、テサロニキには更に大きな学校があり、
アレクサンドリアやアンティオキア、ベイルート、ダマスコスはそれぞれ
法学や医学の権威として知られている。コンスタンディヌポリスには大学さえあったしね。
識字率について、当時の帝国政府は残念ながら調査を行っていないから
はっきりとした数字を挙げることはできないけれど、初等教育から
最高学府まで充実した国家の識字率が低いということは無いのではないかなと。
ソースはジュディス・ヘリン氏の『ビザンツ 驚くべき中世帝国』 >>9
ふーん。そういうのがあったんだ。
>>5
ヨーロッパでは教会での記録が残っているから、正確な識字率調査が可能ですよ。
日本でも一部地域では寺に記録が残っている。
それと、明治初期の徴兵調査(20歳男子の識字率調査している)からも
江戸末期の識字率が推測できる。
>>7の人が書いてるけど、明治初期の識字率はまぁ60%〜70%といった所。
という事は江戸末期は50%位でしょう、という位の推測。
でも、江戸時代の識字率は地域差が激しくて、東海道沿いや瀬戸内地方等の
交通盛ん・商業発達の地域や長野(何で長野が高かったのか忘れた)などは
高くて、鹿児島とか青森とかの辺境は低かったぽい。
なお、ネトウヨが書いている、江戸時代にはほとんど全員が文字読めたっていうのも嘘。 学問的な「識字率の定義」は、>>7のとおりかも知れませんが、
自分の感覚では、「文明度としての識字率」として有効なのは、
以下の項目だけのように思える。
「日常の出納帳簿 14.5%
普通の書簡・書類 4.4%
普通の公用文 1.9%
公布通達 0.9%
公布通達・新聞論説 1.7% 」
まあ24%というところですか。
実際、自分の名前もかけない人が、アルファベットを利用している識字率の
低い国々には実際いることを考えると、日常の出納帳簿が
書ける以上の人びとが人口の1/4もいるというのは、相当十分高いと思うけど、
アルファベットやひらがなの国で自分の名前や村名がかけたという程度は
文明度の尺度としてはどうだかなあ、というのが自分の実感。
ヨーロッパの国々で、「日常の出納帳簿」以上を尺度とした場合の識字率
フランス革命直前時期くらいのデータってどんなもんなんだろう。 >>10
長野県は確か、江戸や名古屋など大都市圏への出稼ぎ(のちUターン)が
多かったからではないですか。速水融とか鬼頭宏の歴史人口学の本とかに
そういう記載があった気がする。 >>10
正確な識字?
少なくともイギリスでは、婚姻の際に自分の名前を自分で書いたってだけで識字認定してたんだぞ。
とても正確なんて言えたもんじゃないね。 追記
よく見ると、上で書いた婚姻届の自書と>>10の教会の記録って同じものっぽいね。
そのレベルの話で識字認定していいならって話だが、
日本古代史の教授が言ってた話を思いだした。(十数年以上前だが)
平城京だかで戸籍調査の木簡が出てくるんだが、その名前がほとんど違う筆跡で書かれていた。
おそらく被調査人が自分で署名したんだろうとのことだった。
要は>>13レベルの根拠でいいなら、奈良時代から日本最強wってことになる。 世界の多様性って本よんだ?
まじめに識字率について研究してる人の意見ききたい 識字率(文字を覚えさせる学校)の起源もやはり古代ギリシャに
あったか。さすが白人の祖先。 >>15
エマニュエル トッドね。
識字率に関するエマニュエル トッドの論説で大事なのが移行期危機と脱宗教化だね。
近代性の発露には、識字化と脱宗教化の2つが不可欠というのが彼の考え。
プロテスタント地域は識字化で先行したが、脱宗教化で遅れる。
南欧は世界に先駆けて脱宗教化するも、
識字化が遅れる。
ヨーロッパでそこそこ識字化され、かつ脱宗教化がすすんだ ヨーロッパでそこそこ識字化され、かつ脱宗教化されたのがパリ周辺のフランス。
それが世界初のイデオロギー爆発であるフランス革命。 家族制度とそれによって再生産され続ける価値観が最終的に識字率とかイデオロギーに関係してるって考えは当たってると思う? >>19
当たっていると思うなぁ。
世界史の疑問をことごとく解決してくれるんだもん。
ドイツ・日本・朝鮮といった、直系家族システム国家の急激な識字化とキャッチアップ。
平等核家族システムを持つフランスの、移民への強い同化主義。
絶対核家族システムを持つイングランド(他植民地)の自由へのこだわり。
共同体家族システムを持つロシア・中国の資本主義段階をパスした共産主義化。
初めて読んだときは衝撃だった。 昭和30年代の教科書に日本の識字率は98%と書いてあったのを覚えてるが、
その非識字2%とはどういう人だったんだろう? 夜間中学って映画があったけど、そういう人たちだろ >>21
はだしのゲンでも出てたじゃん。戦後の混乱期で学校に行けず、文字読めなかった奴が。 >>20
もしかしたら識字率とかやってる人からしたらトンデモ本なのかなと思ってたから肯定的な意見なのは参考になった
どうもです >>25
別に研究者じゃないよ、、、
ごめん、、、
卒論でちょろっとやったくらいのリーマンです 確か>>1が書いているような内容って、エマニュエル・トッドの「新ヨーロッパ大全」に
あった気がする。確かそこでは、スウェーデンの識字率は、聖書の抜粋集かなんかを
聖体拝領の条件にしていて、その抜粋集の読み書きの試験に落ちると聖体拝領を
しない、と書かれていた記憶がある。このレベルで1700年頃にはほぼ100%を達成していた
というのが本当だとすると凄い。 http://pcc.karpan.net/diary/200603062351.html
江戸時代の識字率が高い低いといふのには注意深くあるべきだとしか思つてゐないのだが、
『横書き登場』において、屋名池誠が、ただ單に識字率が低かったと書くのは、無用心だと思ふ。
その根據は徴兵のときの學力檢査の結果(「京都府徴兵學力試驗成績表」『大日本教育會雜誌』92號)なのだが、
そのころはすでに学制にもとづく近代教育を受けることができた世代であり、それも京都府という先進地の、
しかも男性という好条件が三拍子揃っているにもかかわらず、受験者7205名中、自分の姓名の書ける者は51.3%しかおらず、
文字をまったく知らないものがまだ13.6%もいたといふ。 あと、国力の比較で日本が人口ではイギリスとフランスを足したくらい大きいという人がいて違和感を感じた。
英語を公用語とするのは十数億人、フランス語でさえも2.2億人いるとかで、仮に識字率が低くても使用者が多ければそっちの文化が高くなって当然だ。 数は現在だけど比率は100年前でも大して変わらないだろう。 使用者だったら中国語、スペイン語の順だが、高いといえるかどうか 論文は英語で書いてナンボだろ。
東大が世界で30位ってのも引用される論文数だとか?
世界で日本語なんて読める人は少ないから引用は英語だ 日本は娯楽が進んだからでは(適当)
ヨーロッパ…宗教のため思想のため広く文字を普及すべし
日本…落首とかエロとか、いろいろ遊べるから文字も覚えよう
コンピュータの動画技術革新もエロから。
太古の字や絵は原始人の道楽から始まった(ラスコーとか) >>11
>フランス革命直前時期くらいのデータってどんなもんなんだろう。
1877年のルイ・マッジェロが、1万5928人の教師を動員して調査を実施した。
対象は34万4220件。
1689−90年で 署名できた男は、28.7%
1786−90年で、署名できた男は、47.5%
逆に言うと
1689−90年で 署名できなかった男は、71.3%
1786−90年で、署名できなかった男は、52.5% 1800年のプロイセンの結婚時の花婿の自署率
ハルバーシュタット侯領 89.7%
マクデブルク公領 84.0%
ミンデン・ラーヴェンズベルク伯領 66.1%
アルトマルク 73.6%
1763年の一般農民学校令による影響による自署率の変化
結婚時から逆算し通学時(10歳)の識字率推計
ハルバーシュタット侯領 88.2%(1765−69)
ハルバーシュタット侯領 96.0%(1800−08)
ミンデン・ラーヴェンズベルク伯領 37.0%(1765−69)
ミンデン・ラーヴェンズベルク伯領 56.3%(1800−08) ふーむ、プロイセンはその時期に大きな一歩を踏み出してたんだな
19世紀に目覚しい台頭をみせたのは、そのへんで一歩先んじてたのも関係してそうだ タイの識字率
1975年 男87.2%、女70.3%
1985年 男92.3% 女84.0%
タイの小学校進学率
1975年 男87.0%、女80.0%
1985年 男100.0% 女97.0%
進学率と識字率は相関関係はあるが完全に一致しない。 イギリスは躍進したが教育的には遅れていた。
「イングランドはヨーロッパのなかではもっとも教育が遅れた国である(1820年、H・ブルーム)」 マクタブとマドラサという教育機関があったから、中世イスラム世界の識字率は高かった。 カール大帝が文字がよめなかった。よって、中世ヨーロッパでは、王侯貴族ですら文字がほとんど読めなかった。 江戸時代の識字率は世界一高かった。その理由は寺子屋がいっぱいあったからだ。
寺子屋がいっぱい増えるのは、江戸後期で、増加率は、末期に近づくほど加速する。
よって、江戸時代前期でも識字率は高かったに違いない。 現代イスラム教国家は、コーラン読ませるために識字率百パーセントは嘘でも、
ほとんど全て大多数の人間が文字を読めた。 紐の結び方でいろいろ伝わるよ!キープだよ!
文字?なにそれうまいの? >>37
18世紀末のパリの識字率(マルチーヌ・ソネ「教育の対象としての娘たち」)
男性66%
女性62% 江戸時代、輪番制の名主制度を採用していたことが多い地方は、識字率が高かったのかもしれないが、
史料的には不明。明治以降の商業が発達していないような地方で妙に高い識字率との
関連づける研究も皆無。 1923年のトルコ建国時、識字率18%
かなり高い。 >>40
読み書きは親とか職場で教えることがあるのでは?私自信も祖父とかにならいましたよ(日本人だけど)
>>41
こういう人の意見、感想、推測ってどれくらい信用していいのやら >>41のブルーム曰く「新潟は日本で最も醜悪な街である」そうな
ソースは坂口安吾のどっか まった、ブルームでなく、
ブルーノーとか、そういう感じの名前の人だったかもしれん >>50
逆だろ、
識字率>進学率なら、親が教えたでもいいけど、
親も教えているも加えても、進学率>識字率
「イスラム世界は、世界で最も識字率が高く、古代アテネの識字率と肩 を並べるほどであった(Andrew J. Coulson )」 >>53
本当にすまない。おっしゃる通りです
ついでに質問、イスラム圏の識字率ってホントにたかいの?どこで調べられます 過去はともかく今は識字率低いだろ
アラブ産油国なんて豊かなくせにロクに学校にも行かない人がうじゃうじゃ居るぞ >>28
京都府は先進地ではない。
どうしてウトロ地区が京都府宇治市にあるのか。
どうして水平社創立大会は京都市岡崎公会堂で行われたか。
どうして京都府は伝統的に共産党が強いのか。
考えりゃ分かるでしょうが。
京都府=約260万人、京都市=約147万人 進学率と識字率を一緒と考える人が多い。
識字率は、全年齢(幼児以外)に対する識字が多く、学校による部分+学校外
(職場・家庭部分)で識字率が向上する。
学校外が仮にゼロだとしても。進学率=(学校の数*生徒の平均数)/学齢人口
なので、識字率1%は、進学率が100%程度を50年ぐらい維持しないと
識字率が100%近くにならない。
進学率100% 維持年数50年 識字率100%
進学率100% 維持年数30年 識字率60%
識字率と進学率データは、もっと長いスパンの情報でないと分析がほとんど出来ない。
逆に言うとインチキでごまかせる。
某植民地で、進学率が61%だから識字率が61%とかw
進学率も、義務教育という規定であっても、初期は男が高く女は低い。
また、中退の比率も女は多い。職場とかでも文字を習う機会も少ない。
中退の影響が低いのは、卒業基準であるが情報を入手しづらい。 >>57
確かにある意味でフローな進学率とストックな識字率まぜたらダメだな >>54
ほとんどわからない。マドサラの数が増えているとか、そんなレベル。
エジプトの教育に関する論文では、
19世紀は推測でしかない。宗主国の義務教育の普及が、20世紀後半で、
一段落して、植民地への教育が徐々に波及して行く20世紀末か21世紀初頭でないとわからない。
19世紀初頭 識字率1%と推測
19世紀半ば 識字率3%程度と推測
伝統的クッターブ教育(コーランの暗記中心)
1889年 民衆教育制度(コーランの暗記+読み書き+算数)と初等高等教育学校(エリートコース)の二系統に
1916年 アッワル学校制度(民衆教育制度の近代化)が導入
1913年 小学校・中学校が義務教育となる キャンパスにあふれる漢字を読めない歴史学徒たち
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/22/2014062200471.html
漢字分かれば簡単な単語、学生ら意味も分からず丸暗記
ぽっかり「穴」開いた語彙力
漢字分かれば簡単な単語、音は知っていても意味知らず学習に支障
国語辞書引いてもさらに混乱 中国の識字率って、少数民族文字も入れた数値なのかな >>61
ハングルは世界一完全な文字じゃなかったのかい! おまいら商人の町大阪が江戸時代識字率どころか
和算や為替、米相場なんてのを町人がやってる件 >>62
入れても入れなくても数としては微々たるものだろう
しかも何千字も学ぶ必要のある漢字と比べたら他の字は修得容易だろうし 漢字を覚えるのはアルファベットを覚えるのと等価ではない。
漢字を覚えるのは英単語を覚えるのと等価である。 日本の識字率の上昇を考えるときごっちゃにしがちだけど、
識字率について考えるときは国として考えるべきなのか、民族として考えるべきなのか
1、国 2、民族 3、家族制度 4、宗教 5、経済
このくらいか?
どれが主要因なんだろう?
ここがわからんと体系的に考えられない気がする >>65
数千覚えるとかは間違いだよ、66が正しい
「ツクリ」とか「カマエ」とか「ヘン」とか
百か二百のパーツを覚えれば後は組み合わせが新しくなるだけだから 千字の漢字を覚えさせる『千字文』(せんじもん)が
中国古来からの子供の国語教科書
いろは四十七字を覚えればなんとかなる日本は楽 >>70
やっぱりインドは家族制度で考えるといいのか
でも家族制度で考えると朝鮮半島がなんで識字率が上がらなかったのかがわからんよね インドは南に行くほど識字率が高いと聞く
私見なのだが、地勢など空間的なまとまりの良さが結果的に規律を高めたりすることが
ないか?
日本は適度にコンパクトな島国だったことなどが良かった
インド半島も先細りで先端にいくほどまとまりが出てくる あと女性の地位も北部ほど低くはないとか
マラヤラム人の一部にはナーヤルという母系社会もあるな。余談だけど日本にインドカレーを広めたナイルさんもそこがルーツかな
となると朝鮮が識字率が上がらなかったのも頷ける? インドの南海岸は、貿易の影響で定住したムスリムが多く、海岸沿いは
交易で栄えていたから、商業の必要上文字を読める人が増えたからでは
これまでは海岸地帯が人や情報の交流や貿易に有利だったし、今後も
しばらく続くと思うが、コンピューター制御システムが拡大し、
大型航空機による運輸が増大すると内地の不利は縮まるかも知れない。
50,100年先頃には内地格差はかなり変わっているかもしれない 日常的に大量消費する穀物などの輸送まで航空機になるとは思えません >>75 南部だとアディバシー(先住民)と地域の大民族の言語系統が南ドラビダ系で同じだから、先住民の教育でも公用語の読み書きが覚えさせやすいのかな
北の方だと地域公用語はインドヨーロッパ系、先住民はオーストロアジア系やドラビダ系だったりするから >>72
庶民でもハングル使う者は結構いたみたいだが、
歴史が浅く津々浦々とまではいかなかったんでは。 >>73
それはあると思う。地理的にまとまりがあるとその地域特有のルールが徹底しやすいしね
逆にまとまりがないと外敵に侵略されてそれどころじゃないしな 半島南部以外はイスラム政権の支配でペルシア語が公用語だったんだし
そうすると学術用語はアラビア語だろうし、
土着言語の読み書きなんか普及するわけないな >>78
国内の一体性は日本以上だったらしいのにねえ… >>75
この貿易する地域の人は識字率高いってのは意外に当てはまらない気がする。
シルクロードとかで交易してた地域は今となっては微妙だし、ヨーロッパにおいて交易が盛んだった地中海もイベリアも識字率の向上の中心じゃない。日本でも識字率が高まったのは海外貿易が活発でない江戸時代なんでは?
>>81
日本以上かどうかはわからんが結構まとまってたんじゃね?よくしらんが 日本と朝鮮では
均一性はともかく
都市人口が全く違うからな 明治政府の調査でも「まともな文章」を読める人は2%ぐらいしかいなかったもんな シドッチとかの江戸時代の外人の日本評価は、彼らが日本で比較的豊かだった
山陽や東海道を通過した見聞からきてるのを考慮したほうがいい
朝鮮通信使も概ね、同じルートをたどった
イザベラバードも北陸、東北の評価は相当悪い。 通信使だってソウルを意識しつつ、東海道と比べただろうに、、 通信使用に見栄を張って、道路や橋を整備のために農民が動員されている。
カピタンの使節も都合がいいところを通過させる。
ポチョムキンの村ほどひどくはないが、割り引いて考えるのが普通。
日本では都合のいい部分だけの引用合戦で終わる。 何で助郷の話になっているんだよ。
大阪の書店に本が沢山あるとかそんなところに見栄張る訳ないだろ 江戸時代の日本は金銀銅が豊富にとれたことが
経済的豊かさと国民全体の教育レベルの向上につながったようだ 江戸時代後期に教育レベルが向上したので金銀銅が江戸後期に増産できたに違いない >97
いやむしろ金銀銅によってもたらされた豊かさが
教育水準の向上につながったとみるべきだろう 江戸中期には、いったん枯渇から鉱山業への幕府・諸藩の関与が減退してるね
そのあと、銅吹商らの主導により全国規模での鉱物集荷・情報収集・新開発が盛んになる
教育水準と直結してはいないが、商人のレベル向上という形での間接的寄与はあるだろうね 日本に来たヨーロッパ人がおおむね日本人の識字率は高いといっているのだから高かったのだろう
江戸の出版物の多様さにも驚いていたので少なくとも江戸の識字率はかなり高かったようだ 所詮、武士が多いいびつ都市だから、勘違いを引き起こしたんだろう。 フランスの士官が朝鮮でも驚いていたけどな
こんなやつでも本を所有していると
だから大した根拠にならない >>105
当時はハングルはあまり使われてなかった。
当時の書籍はたいがい漢文だ。 朝鮮に来たヨーロッパ人がおおむね朝鮮人の識字率は高いといっているのだから高かったのだろう
朝鮮の住宅のどの家にも本があるのにも驚いていたので少なくとも朝鮮の識字率はかなり高かったようだ 朝鮮の識字率は30%以下だw 科挙制度があったからだ 建前は誰でも学問が出来れば出世できると
なっているが 実際は一部の人間に読み書きは独占されていた
朝鮮について書籍の種類の豊富さを書いているヨーロッパ人はいない どう見ても日本と比較にならない ヨーロッパがどれだけ多様なのか理解していない奴が多すぎて困る
ヨーロッパの中でも世界でいち早く識字化に成功していたスウェーデンのような国がある一方で
ポルトガルやスペインみたいに第二次世界大戦後ですら識字化が進んでいなかった地域もある
バカの一つ覚えみたいにヨーロッパって・・・
こんな処に書き込む以前にお勉強からやり直した方がいいと思いますけど〜 プロテスタントとカトリックの差だろ カトリックは教会の牧師などは読み書きできたが
基本的に庶民に読み書きを教えることは無かった
プロテスタントは読み書きを共有していた たぶんだけどねw >>111
いつの歴史観だ?
アンシャンレジーム期のフランスは、ユグノー対策で、
ユグノーが多い地域の庶民を重点的に読み書きを普及させようと
取り組んでいたんだけど。 >>112 ほう つまりヨーロッパではアンシャンレジーム期に識字率が上昇したということですね? フランスの識字率の偏り、北西が高く南東が低いのと連動しているんじゃないか >>109
フランスの軍人が、朝鮮の庶民が書籍を所有しているので驚いたけど。
そこは華麗にスルー。 >>113
新教徒側は聖書の影響で、
旧教徒側は反宗教改革の影響で
多少は上がっている。全国一律の教育とは言えないが、
一般庶民向けも考慮はされている。 奉公人制度でも識字率は若干上がる。最も名前の区別など単語レベルでしかないが。 識字率と発展に関連があるとすれば
意外と言語圏?ごとに文字を整備することも重要な政策なのかもな >>13
読む能力と書く能力は別のものなんだが?例えば中世のイギリスの貴族女性には読めても書けない人が多かった。別の能力と認識されていたんだよ。
手紙を書く時は秘書を使えばいいんだから。もちろんサインだけは自分でできる。
書けなくても読めれば識字人口に入るだろ。 近代以前のマス・リテラシーの全国的水準は諸外国と同様にそれほど高いものではなかった 「日本の就学率は世界一だったのか」天理大学人権問題研究室紀要 2014
チョン工作員にだまされてはいけない。 http://live.fc2.com/44408670/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:e0d4793365125e4bd37cad56cd2ee290) スペインもスウェーデンもどちらもヨーロッパの辺境の貧しい国だったはずが
どこで差が付いたんだろうか? スペインはポトシ銀をプロテスタント撲滅戦争のため湯水のように使って破産を繰り返し近代への遺産残せず
スウェーデンはサーラ銀山とファールン銅山を足がかりに一瞬強国になったあと小規模先進国として上手く着地 イスラム教徒ユダヤ教徒を追い払ってしまった直後のスペインと同時期のスウェーデンは互角なイメージ “北方の獅子”の個人的力量に負うところも多いけど、そうかもね トレドについての本を読んでるが、11世紀時点でのカスティーリャは同時代のイベリア内イスラム教徒やフランス人と比べてもかなり遅れていたみたい イスラムの侵略や掠奪部隊を抑えるために、騎士など下級貴族に特権を与えないといけなかったのでどうにもならなかった。 けっきょくスペインってレコンキスタで戦闘慣れしたあと海外にも攻めだして軍事大国化しただけよな
産業は、新大陸では強奪でイベリア内ではムスリム・ユダヤの農商工業て感じで他者に乗っかってるだけ
異教徒追い出したあと自分らでやってる国内産業って何だっけと考えたら、メスタが仕切る牧羊業しかなかったというオチ スウェーデンは人口が滅茶苦茶少なく分布も片寄っている
日本は江戸時代には世界三位の人口だった
もちろん国の発展にはスウェーデンよりも日本のほうが遥かに恵まれているが、
識字率の上げやすさだけをとってみたらスウェーデンは恵まれているかも 国の発展が何を意味するかだな
スウェーデン自体は日本の10分の1以下の人口だったにせよ、ヨーロッパ全体の経済・軍事・技術・学問と深くリンクしていた
資源国としてヨーロッパ内で上手く立ち回れば、非領土的な拡張領域に乏しい江戸期日本より質の面で高い位置をとることができた
ではコバンザメ的役得かというとそうでもなく、グスタフ・アドルフの軍制改革やリンネの研究など欧州サークルの強化に貢献してもいる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています