福岡市博物館「箱崎を考古学する」
http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/240/index02.html

(前略)この都市遺跡を調査していて、度々目にするものがあります。
それは、焼土や炭化物が厚く堆積した土層です。
文献史料によるとこの地は、文永2(1265)年に筥崎宮の神殿が火災のため
全焼しており、神宝もことごとく焼失してしまったと言われています。
また、その9年後の元寇(げんこう)、文永の役(1274年)では、戦火のため
筥崎宮一帯は焼け野原となり(後略)