世界史の俗説を解き明かす 第2ラウンド [無断転載禁止]©2ch.net
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世界史の俗説を解き明かす 第2ラウンド
三千世界の俗説を殺し、主とシエスタをしてみたい。
前スレ
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1347769086/
前スレで喧嘩もとい争点になったポイントなど
・大航海時代、胡椒は金と同じ価値だった、かな?
・江戸時代の識字率は驚異の50パーセント
・太平洋戦争中の敵性言語はちゃんと取り締まられたか
・ヨーロッパの人口が増えたのは、ジャガイモのおかげ
・日本でサツマイモの場合はどうだっけ
・戦国時代の日本は世界一の銃保有国っすよね
・百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝るドヤァ
・北欧では日本海海戦勝利を記念した東郷ビールを販売
・猿の惑星のおさるさんってモデルは日本人なの 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) >>194
地面が変色していたので気がついたんだろ 戦国時代板の姉妹スレ
「歴史作家の作った通説・俗説」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1431750387/
そんなにアレもコレも俗説と言われると、泣きたくなってくる(´;ω;`) >>118
俗説、間違いだったら
わざわざ間違った説を最初から書くなと言いた
容量の無駄 たとえば有名な中世の処刑器具「鉄の処女(アイアン・メイデン)」は、
実は19世紀に出来た作り話の可能性が濃厚・・・
なんて話はWikipediaで初めて知ったわ。
それまでは何の疑問も抱かず、鉄の処女に恐怖していたのに・・・
俗説を俗説と解説する記述は必要だよ。 >>200
Wikipediaは文書を消すな、加筆しろというのを推奨してるから、
間違いを見つけても消さずに「〜というのは間違い」と追記するほうが楽なんだよ。
消していいですかと聞くのめんどくさいからと言って、黙って消すと差し戻しの上
荒らしというレッテルでアカウント停止になる。 「要出典」をつけて、しばらく待ってから消せばいい。
それを荒らしという人間はいない。 全ての宗教は、俗説といえば俗説
固定化し文化に浸透した思い込み エジプトのピラミッドは中が空洞になっており
麦を収める巨大倉庫として建造されたものである。
という説が欧米で長く流布していたという。
発生から千数百年を経て、現代でもそう思ってる
人がいるというから、なんとも長命な俗説。
「ピラミッド=ヨセフの倉庫説の長くて奇妙な歴史」
http://www.jasoncolavito.com/blog/the-long-strange-history-of-the-pyramids-as-the-granaries-of-joseph 正体がよくわからないものは
中身が空洞になっていると思うのが人間の習性
地球空洞説とか ナポレオンの妻ジョセフィーヌの行方不明になった従妹と、
オスマントルコ帝国で母后の地位にあった女性は同一人物だったという噺。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ナクシディル・スルタン >>208
まじっすかww
そういえばクレオパトラの姉妹も
トルコで毒殺されたんでしたっけ 日本・ソ連・ドイツの3か国の軍隊に属し、
第二次世界大戦を戦ったという兵士の話、
韓国で映画化されていたが、このモデルに
なった人は本当に実在したのであろうか。
マイウェイ/12,000キロの真実
https://www.youtube.com/watch?v=celwGvqIezo 歴史小説とか歴史映画とかは、ホント歴史をゆがめる諸悪の根源だわ。
いっそ、法律で禁止してはどうか。 「世界四大文明」は俗説だ!欧米にはそんな見方は無い!
とか言い立てる輩がいるが、その必死な訴えこそが実は
俗説なんではなかろうか。
Wikipediaの英語版でもフランス語版でも、ちゃんと
メソポタミア・エジプト・インダス・中国を4つの
古代文明として記載している。 古代文明の代表的な4つ、という意味で「四大文明」と呼ぶなら問題はない。
「古代に大きな文明は四つしかない」と言うのなら俗説だし、欧米にそんな見方は無い >>213
>「古代に大きな文明は四つしかない」
そんな主張はそもそも存在しないだろう。
だいたい「大きな」なというあいまいな基準に対し
「しかない」という断定を行うのは稚拙であり、
大人の作文ではない。
このように存在しない主張を否定しようと躍起に
なる人間は、何かおかしいのではないだろうか。 >>219
新大陸が無くて寂しいので
カラル文明ですかね 先頭グループの4人から、視界に入らないほど引き離されて
5番手以下、という印象だね。 >>197
同好会のロケット好きが
助手的役割で引き抜かれたとかじゃなかったけ
金に目がくらんだのは間違いないっぽい
たしか卒論なんかは結構重要なやつだった気がする >>197
これっすね
ゴーストライターまではいってないのかな
9月1日(木)の放送より 月着陸を果たし、宇宙開発の夢を追った科学者フォン・ブラウン (多摩六都科学館館長 高柳雄一)
https://www.nhk.or.jp/cosmic/more/160901.html
この場所でフォン・ブラウンは、ほとんど大学へ行かず研究に没頭し、液体ロケットを完成させました。
研究をまとめた論文は「液体燃料ロケットの理論と設計」。
この論文で22歳と言う若さでフォン・ブラウンは博士号を取得しました。
興味深いのは、フォン・ブラウンが若くして博士号を取った論文の誕生には陸軍の戦略が関係していたと言う、フォン・ブラウン研究者の証言です。
それによると、この博士論文は液体ロケット開発を支える優れた人材を陸軍が周りに配した成果でもあったことが判明します。 碌に講義にでなくてもok、組織がバックについてそのアシストで学位が貰え、
その間自分の好きなロケット作りだけに没頭し、就職も保証されているという、
工業科系の学生が白昼夢に見るような学園ライフだな・・・ >>225
たしかにww
いわれのない誹謗中傷を浴びた先達や
収容所送りにされたライバルに比べたら
イージーコースだったのかもしれませんww ・小笠原諸島と沖縄はアメリカ領だった
小笠原諸島と沖縄はアメリカの施政権下に置かれたが、主権はあくまで日本のままだったので、アメリカの領土にはなっていない。
アメリカによって統治されたというのは正しいが、アメリカの領土だったというのは間違い 屁理屈も何も、サンフランシスコ講和条約3条でしっかり規定されているし、吉田茂がそれに感謝する演説をしてるんだが
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510907.S1J.html 琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定
・・「琉球諸島及び大東諸島」とは,行政,立法及び司法上のすべての権力を行使する権利が日本国との平和条約第3条の規定に基づいてアメリカ合衆国に与えられたすべての領土及び領水
アメリカに領土が与えられたんだって 統治権がアメリカに与えられた日本の領土、と読むんじゃないか? >>231
サンフランシスコ講和条約3条原文
>日本国は、北緯二十九度以南の南西諸島(琉球諸島及び大東諸島を含む。)、孀婦岩の南の南方諸島(小笠原群島、西之島及び火山列島を含む。)並びに沖の鳥島及び南鳥島を
>合衆国を唯一の施政権者とする信託統治制度の下におくこととする国際連合に対する合衆国のいかなる提案にも同意する。
>このような提案が行われ且つ可決されるまで、合衆国は、領水を含むこれらの諸島の領域及び住民に対して、行政、立法及び司法上の権力の全部及び一部を行使する権利を有するものとする。
とあるから、他の地域と違って日本による主権の放棄が規定されていない。
アメリカがこれらの地域を信託統治領にしますと国連に提案しても日本は一切文句は言えません。またそれまでの間はアメリカが施政権を行使できますってだけ
また>>229にある吉田茂の演説
>奄美大島、琉球諸島、小笠原群島その他平和条約第3条によつて国際連合の信託統治制度の下におかるることあるべき北緯29度以南の諸島の主権が日本に残されるというアメリカ合衆国全権及び英国全権の前言
とあるから主権は日本のままであることがわかるし、>>232の言う通りだと思うよ >>234
それは投機屋の餌食になって一時期とんでもない高値を付けられた守礼門切手 仏像がギリシア彫刻の影響のもと生まれたってのは俗説でいいの?
けっこう今でも見る言説な気がするんだが、ガンダーラ関連で あんま知らんから聞いたけど、マトゥラー仏像があるから違うとかなんとか 影響なんか受けなくても像なんか土偶とかハニワとかモアイとか勝手に作られるからなぁ…みたいなことが 仏像のあの巻毛も結局は西方の彫像の影響ではないの。
パーマも無い時代に、あんなくるくる巻毛のインド人いないだろ。 論点はそこじゃない
いずれにせよガンダーラ様式は地域によって濃淡あれど影響を及ぼしたから
そうではなく、仏像を作るという発案はどこから生まれたのかというのが争点らしい
そこにヤクシャ(夜叉)像から発展したというマトゥラー仏の話が出てくる >>241
>仏像を作るという発案
尊崇の対象は像にするのが普遍的な宗教のあり方で(変態イスラムは除く)、
そんなありふれた点こそ、文化伝播の論点になりにくい。
仏像の個々の特徴について類似性を論じてこそ、影響の因果関係が明らかになる。 >>242
いや、仏教も長らく仏足石までで留めてたという点で変態のひとつだったんだよ
それを崩してしまったプロセスについては重要な論点となっている ブッダも偶像禁止だからな
長らく偶像禁止を守ってきたがギリシャ彫刻を見て
我慢しきれず作り始めたんだろう キリスト教だって、建前は偶像禁止だ。そのために十字架を象徴としたはずなのに、いつの間にかご本人が。 アルカイック・スマイルはギリシャからはるばる日本まで伝わってきたよ。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Asuka_dera_daibutsu.jpg
この高い鼻梁が額に直接つながっている風貌って、どうみても東アジア人が
モデルじゃないんだよなあ。 アルカイック・スマイルならぬ
アスカイック・スマイルだな マトゥラーとかよりガンダーラの方が、日本の仏像に影響をあたえてそう。 というか、なんで神道の神様の像ってあんまりないの。
禁止されたわけでもないのに。 実は林彪は毛沢東の暗殺を計画してた
ちょっと奇抜過ぎる新説かな? >>250
神体である山とか巨石とかのある場所に祈祷場所を設けていたで神体の像を造る必要が無い。
本物が目の前にあるだろう。 日本人はわざわざ偶像にせずともなんでも脳内保管できるからな… 「あんまりない」という割にはありふれてる。
単純な理由として、仏像みたいに豪華に作らず作り直しを前提とした白木無塗装だったので、現存してる状態の良いものや文化財価値のあるのが稀だから。 博物館行け。なんか前後に薄べったい、虫喰いだらけであんまりありがたくない神像が見られるぞ。 平田派以降の近代神道が神像を嫌ったので、廃仏棄釈の時にずいぶん捨てちゃったりしまいこんだりしたらしいよ。
今では余程の田舎に行かないと、御神体として現役の神像は見られないな。上にもある通り、博物館でしか見かけない代物になっちゃった。 お稲荷さんのお稲荷さんの像は神体でしょ?
あとは男根 天照大神なんかは、鏡をご神体にして人体描写を怠ってきたから
後世、浅見の輩が天照大神は男神だなどと言い出す始末。 稲荷神だから神様なんだろ。
もともとはただの使者なのかもしれないけど >>263
カミサマ本人が社殿に入らずになんで脇に控えてるんだよとか、そんじゃ天神様は牛かよとか、狛犬は誰だよとかツッコミたいけど俺は大人だから我慢するぞ。 神道の俗説で思い出したが、これってどうよ?
鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った (平山 昇著:交通新聞社新書)
・・・俺はわざわざ電車に乗って初詣なんてしたことないが。 >>265
寺社参拝目当ての鉄道路線は意外と多いよ 明治以前の観光は寺社詣と不可分だから、まあそうだろうな。 >>271
江戸時代には遠くに行くための手形は用が無ければ発行されなかった
庶民が遠くに旅する用なんて寺社詣くらいしか無かった
「観光」なんて目的では手形は発行してもらえない 戦争、特に航空機時代になると気象観測など気象学に国費を投入され著しい発展を遂げた。
伝統的な陸軍国や航空機軽視していた国はいまいち発展しなかった。
また自国・周辺が安定した気象の国や航空機どころではない国は発展する余地もなかった。 「Ok」の語源とか、何が正解で何が俗説か
解釈が多すぎて、いまとなってはさっぱりわからん。 以前に出ていた胡椒=金と同価値説、
Wkipediaの日本語版からも消されてしまったね。 ウィキペディアの胡椒と金が等価の話は
大航海時代の方は消されたが、1世紀ローマの方がまだ残っているぞ。
でもまあこっちは事実でなく表現の話だし、
おそらくプリニウスの表現を曲解しているだけではあるけど。
プリニウス当人が数字を挙げて、いちばん高価な長胡椒でも金の
70分の1と示していることは、前スレでも指摘されていたとおり。 いずれにせよ胡椒は高価だった訳だが、買えない庶民は腐った肉を食べてたの? そもそも生肉なんて手に入ったんだろうか。
メインは塩漬けだったんじゃないかな。 人の命の価値は地球より重い
みたいな表現を真面目に考える意味はない ラピス顔料とか貝紫とかカイガラムシ染料も比喩なんかな? イギリスの首相ディズレーリの有名な警句
「嘘、大嘘、そして統計」は、
統計数字への懐疑的態度を示したい時など
便利に使われるフレーズである。
その当否についてはケースバイケースであろうが、
そもそもこの言葉をディズレーリが言ったというのは噓。 >>287
数値などを盲信しないぜという人間が
有名政治家の言葉だということでその言葉を盲信するという
マーク・トゥエインが張った周到な罠よ 中世は魔女狩りの時代 → ネコは魔女の使い魔なので殺される →
ネズミ増える → ペスト大流行
・・・ってのを以前に本で読んだけど、これって歴史的に正しい? >>290
「中世は魔女狩りの時代」
ここからまず間違ってます 英語版ウィキペディア「Cultural depictions of cats」より
猫は魔女と関連し、黒死病時代の14世紀半ばに大量殺された。
猫へのこの偏見が存在しなかったならば、げっ歯類の個体数は減少し、
疫病に感染したノミの宿主から宿主への伝染が減少していた可能性がある。 インノケンティウス8世だったか、魔女と猫はセットで火あぶりにしろって
勅書を出したのは。魔女は猫に姿を変えられるとも信じられていたから。
確かに猫が殺されたぶん鼠が増えた可能性はあるよ。俗説と決めつけられない。 ネコってのは、ヨーロッパ人にとっては「殺してもいい」動物だったんだ。
魔法使いや魔女の仲間だからね。ネコ焼きっていって、ネコに火をつけて燃やす
行事まであった。 「いつの時代の」、「どの地域の」ヨーロッパ(人)かをちゃんと書かないと
まあどちらにせよ、>>290の説は俗説以前の単なる間違いってことですね >猫焼き
ウィキペディアに記事があって吹いたww
「猫焼きは、18世紀以前のヨーロッパで行われていた、
厄除けと娯楽を兼ねて猫を焼き殺す催しである。
五月祭や、もともと夏至の祭りである聖ヨハネの日の前夜祭などに、
数十匹の猫が網に詰め込まれ焚火の上に掲げられた。
中世から近世にかけて、猫は虚栄や魔術と関連づけられており、
悪魔の象徴として焼かれることがあった。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています