銀英伝ではやたら宗教を非難して唯物論を持ち上げてたが、中国物では仏教僧を評価してたな。

ラインハルトがヴェスターラントでの虐殺見殺しを悔やんでたが、ヒルダと寝たことで彼自身は慰めを受けただろうが、
何ら贖罪にはなってないよな?そこら辺どうラインハルトの内面で解決してたっけ。

宗教否定、唯物論=虐殺された民衆は永劫の虚無、ただの物質に。そんな世界観ではもはや贖罪のしようもないし、
せめてラインハルトに出来るのは己の頭を銃で撃ち抜いて自らも虚無に、ただの物質に還ることだろう。
ルドルフ大帝がでっち上げたとおぼしき北欧神話のオーディンは崇められてたが、ラインハルトに宗教心はないよなあ。

なんか唯物論が国是の旧社会主義国で「殺人犯の更生」をどう理屈づけてたかとか興味が出てきた。

無宗教社会と言われる日本でも、刑務所では教誨師として神父、牧師、僧侶が派遣されてる訳で。