「シャルリとは誰か」「不均衡という病」では自身の家族システム理論、人口学的理論
から少し離れた、フランスの地域的な理論に発展しているが、家族形態がかつての8類型
から15類型に発展したことによって単純なイデオロギー的議論から全世界的な国家形成
の理論に経過しているのも事実

充分に発展した先進国ではすでに高等教育とそれについていけない既存価値観の
ゾンビたちによる相克が目下の問題点になっている。(欧米エリートたちがいまだに統括できない
Brexit,トランプ当選...)

それこそ部分的な分析をしようとするなら社会学、心理学の分野に足を踏み入れることに
なりそうだし,トッドとしてはそこまで追求したくはないのだろう