名前の文化誌2 [無断転載禁止]©2ch.net
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名前に関するうんちくを披露したり、時代による名前のタイプ、
傾向の移り変わりなどを語るスレです。
例えば、ある民族は、ミドルネームに必ず父親のファーストネームを
付けるとか、日本人は、名前をアルファベット表記するとき、氏名の
順序を入れ替えるのに、なぜ韓国人、中国人は変えないのかとか、
ある時代の一番ポピュラーな名前とか、
諱、姓、字、苗字の区別の話などです。
前スレ
http://lavender.2ch.net/test/read.cgi/whis/1325431811/ 前スレ、完全ROMだったが面白かったのでおせっかい建立 インドネシアでは中心部に数千万人いるジャワ人とかには姓がなくて、周縁部に住むバタック人とかにはあるけど、こういう場合戸籍上はどうなってるんだろう
世界標準に合わせてすべての国民に姓を持たせてるのか、主流派の文化に合わせて、せっかく姓を持つ文化があっても姓は無視して戸籍上の正式名は個人名だけにしてるのか 中国の回族に馬姓が多いのは「マ」ホメットの音写だとも。 中国にも朝鮮にも越南にもあった
東アジア特有の制度だったが
日本以外は次々と廃止されて今も戸籍があるのは日本だけ 張作霖の父の張有財(張作霖の実家は貧しい農家だった)
張作霖の息子の張学良(張作霖自身は十分な教育を受けられなかった)
子供には親の期待をこめた名前を付けられることがあるけど,張作霖の家族もそんな感じか 今日のNHKあさイチに名前を「大将」と書いて「だいすけ」と読む人が出た。
「将」は、かみ・すけ・じょう・さかん、の「かみ」だ。
「だいすけ」と読みたいんなら「大佐」と書け! 大輔は各省の次官だと、たったいまNHKでやっていたな 「すけ」は人名に多く使われるけど、「かみ」は居ない。
何でだろう?
あと、「じょう」「さかん」もたまに使われる。
雪之丞など。
近所に「盛」(さかん)さんがいた。
昔、学校で「さかん」とは4番目の官職で出世しない名前だと先生に言われたそうだ。
小卒の農民として一生涯を終えた。 ベルギーでは
フランス風の名=オランダ風の姓
ってのをたまに見かけるけどオランダや南アだと逆に
オランダ風の名=フランス風の姓
な人もいたりする。父方のご先祖様がユグノーだった人達か。
>>15
大将:ひろまさ
ではないのね・・・ 医龍の人が現在描いてる「第3のギデオン」,
主人公の名前として用いられてるギデオン(フランス語読みだとジデオンか)
ってカトリックよりユグノーが用いてそうな感じの名前に見える。
このギデオンだけどユグノーが移住した南アではデオンって形でアフリカーナの間
で広く使われてるのね。 ギデオンというと旧約聖書内の人物か
大昔,読んだ歴史の本(名前失念)には「ジュネーヴを掌握したカルヴァンは新生児に
旧約聖書の人物名を付けるよう市民に強制した」って書いてあったのを覚えてるけど、
オランダのカルヴァン派で旧約聖書の人物名を子供に付ける人って多かったんかな? 南アの白人過激派集団AWBのリーダーだったユージン・テルブランシュ氏。
ttp://www.sahistory.org.za/people/eugene-ney-terreblanche
サイトによってはユージン(Eugene)のgとnの間にあるeがアキュートアクセント付き
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%C3%89)だったりするけど、アフリカーナの間で
用いられてるユージンって実はフランス語読みのウジェーヌを借用した物なんかねぇ
ちなみにアフリカーナの名前を拝見したらフランソワやアンドレみたくフランス語読みの
名前がたまに出てくる。 ユージンの名を持つアフリカーナ
アパルトヘイト時代に警察の特務機関フラックプラースでチーフを
務めてたデコック大佐もこの名前だったけど,テルブランシュ氏のように
eがアキュートアクセント付きで表記されてるサイトは見当たらなかった。
ちなみにユージンのオランダ語形もEugeen(読み方不明。ユーヘーン? オイヘーン?
エーヘーン?)という形でちゃんと存在しており,検索かけたら主にカトリック圏のベルギー
で用いられてる模様。 >>23 女優のシャーリーズ・世論もアフリカーナー出身で、先祖はフランス系だっけ
ちなみに姓は本来はトゥロンと読むらしい >>16
大介、大助との差は殆どないんだろ?w <大輔 >>25
シャーリズってCharlizeの綴りからしてシャルロットとエリザベスを
掛け合わせた名前なのかしらね? 昔の中国って皇帝の諱に含まれてる文字は使えなくても字(あざな)に
含まれてる文字に関しては自由に使えたんかね? ナポリの守護聖者ジェンナーロことヤヌアリウス
この人1月生まれだったんかね? アフリカーナの名前だけどフランス風の名前があるかと思えばヴェルナーとかハインリッヒ
みたくドイツ風の名前を持つ人もいた(例 www.youtube.com/watch?v=2Z28k3SmZ5U)。
アフリカーナのご先祖様にはドイツ人も多かったのかなと思いつつ,ドイツ・オランダ・北欧の
人達が移住したアメリカでもカール,ダーク(ディルク),カレンといった名前が用いられてるんだっけ。 英語圏の伝統的な名前の一つ、ロバート
ノルマン人がもたらしたフランク風のゲルマン起源名だけど
ウィリアムやヘンリーと違ってこの名を持つイングランド王って
存在しなかったのね。
(ただしお隣スコットランドではこの名を持つ王がいたっけ) 英語圏の伝統的な名前といえばトマスもそうだけど,この名を持つイングランド王も
出てこなかった。
トマスはヘンリー2世と対立して暗殺されたカンタベリー大司教トマス・ベケットに
ちなんでこぞって命名された物ってのをどっかのサイトで見たおぼえがあるけど,
それだけ慕わてれたり人気があったりって事なんかね? 意味不明だとは思いつつも・・
新約聖書に出てくるキリスト教の聖人名だけどヨハネ以外で
伝統的に広く用いられた物
イングランドはトマスだと思うけどポーランドのほうはタダイこと
タデウシュかなって気がする(勝手な想像ながら)。 パン・タデウシュ、タデウシュ・コシューシコ、
そういえば映画「ベニスに死す」に出てくるポーランド少年の名タジオって
タデウシュの事かね? オランダ語は低地ドイツ語に近く,名前も低地ドイツ語形と共通する物が
いくつか見られるってのを聞いたことがある。
蘭:Willem--低独:Willem--独:Wilhelm
蘭:Frederik--低独:Frederik--独:Friedrich
ってのをどっかのサイトで確認したけど,Leonardに関しては
蘭:Leendert--低独:Lennart--独:Leonhard
というように低地ドイツ語形とは異なってた。
このLennartだけどなぜかスウェーデン語形と共通のようで。 のちにスコットランド王ロバート1世となるロバート・ドゥ・ブルース、
ノルマン系だけど弟の名はアングロサクソン風の名前であるエドワードなのね。 半年ほど前だったか、NHK生さだで、
ジョージ・マッケンジー <> 城島健次 ドイツ人の名前に見られるOttoとかHugo。
南欧ラテン系でもないのにoで終わる名前なの?って思ったけど
どっちとも本来は愛称(前者がOt-で始まる名前、後者がHug-始まる名前)
が独立して正式名称となった物ってどっかの人名系サイトで見たおぼえ
がある。
これらの語尾のoって大昔のドイツでは英語名での愛称形に付けられる-ieとか-y
のような感じだったのかなぁ
>>39
スクールランブルって漫画でもハリー・マッケンジー<>播磨拳児ってのがあったなぁw 愛称が正式名になるとは凄いな
日本では「○○ちゃん」とか「□□たん」が正式名になることなどありそうにない 英語圏で見かけるフランクって名前も本来はフランシスの愛称なんでしたっけ フランク→フランク じゃなくて
フランク→フランシス→フランク って事?
まわりくどいな >>41
愛子−>愛ちゃん−>愛
文子−>文ちゃん−>文
裕太−>裕ちゃん−>裕
優子−>優ちゃん−>優
あるでないの? 英語圏の女性の名前、アビゲイルって、語源は「彼女の父親の喜び」という意味のヘブライ語だそうだけど、
https://en.wiktionary.org/wiki/Abigail
アラビア語とヘブライ語が同系なら、「父親」はgailじゃなくabiのほうだと思うけど、
ヘブライ語って前から修飾するタイプの言語だっけ?ちょっと調べたら形容詞は後置修飾型みたいだけど
http://blog.livedoor.jp/trivialworld/archives/1052968051.html
>基本的にヘブライ語では日本語と違って後置修飾となる。
つまり、 good man(良い男)と形容詞が前に来るのではなく man good (男良い)という語順になる。
あと、英語ではなぜか「侍女・腰元」という意味の普通名詞にもなってるな。アビゲイルという名前の侍女が多かったのかな。
それとも日本でいう「源氏名」みたいなもんで、侍女としての新たな名前によく使われたのかな? >>43
フランク(ゲルマンの部族)→フランス(フランクの地)→フランシス(「フランス人」のあだ名を付けられた聖人の名の英語形)
→フランク(フランシスの愛称)
の流れだと思ってますた。でも名前としてのフランクは「フランシス→フランク」だったりして そういやフランク・シナトラは本名フランシス(・アルバート)・シナトラだったような ユダヤ人の名前
旧約聖書内の人物名にちなむ物ばっかだと思ってたけどハイム(命),メイル(光,輝き)
みたく旧約聖書以外の物もあったのね。 アルベルト・アインシュタイン ゲルマン由来のファーストネームですな キリスト教徒が旧約聖書の人物名持ってたり
逆にユダヤ教徒がキリスト教の聖人名持ってたり >>48 ヘドバとダビデのヘドバもそうなのかな
ただ、旧約聖書にはモブキャラクラスに知られてない名前も出てきそう
俳優マハーシャラ・アリの本名マハーシャラルハシュバズも旧約聖書に出てくるらしい
アメリカは清教徒の影響のせいか、ワスプでも変な名前を時に見かけるな
マチュピチュを発見したハイラム・ビンガムのハイラムも旧約聖書中のヒラムからだし >>16
>>26
キラキラDQNネーム全盛のこのご時世、ダイスケなんて古臭い名前、つける親いるのかね?w 旧約聖書の名前
イリヤ・クリヤキン(架空の人物だけど)とかイリヤ・レーピンみたくロシア人
の間で見受けられるイリヤがエリヤだってのはなんとなくわかる気がするけど
北欧人やドイツ人の間で見かけるアクセルがアブサロムだったことには
ビックリですた。古ノルド語由来とか古高地ドイツ語由来じゃなかったんかい(汗)
ttps://ipfs.io/ipfs/QmXoypizjW3WknFiJnKLwHCnL72vedxjQkDDP1mXWo6uco/wiki/Axel_(name).html 日本人はルーツに固執しないのか? やたら多くて奇妙なものも多い「日本の苗字」=中国報道
http://news.searchina.net/id/1647199?page=1
記事は、日本ではかつて平民は姓を持っておらず、
明治時代になって国民に姓を名乗ることを義務付けた経緯があると紹介。
→おおきな認識の間違いがあるな。
日本人の大多数だって姓や苗字は持っていたけど、江戸幕府の統治政策で
農工商民は公式には戸籍に登録されなかっただけ。
明治の義務化によって8割は各家に伝えられてきた姓を登録。
残りは敢えて別名にしたか、忘失してしまったので新規に姓を創出した。 苗字は8割あったのかもしれないが、姓は8割もない
戸籍はない人別帳の記載ね、登録でもないね 明治以降、姓と苗字,、名字はもはや同じものということで 姓って源平藤橘のほかにあるの?
弓削みたいに明らかに苗字以前の時代からあるのは姓として扱われてたの? より正確にいえば、氏姓制度の時代のものと後の時代に姓と呼ばれるものを同一に扱えるのかそうでないのか そこが論点かよ、違うだろーー
サーチナの「日本ではかつて平民は姓を持っておらず」という記事、
それが間違いだということ。 >「日本ではかつて平民は姓を持っておらず」
だいたい、あってるよ。日本ではかつて(多くは)平民は姓がなく苗字を持っていた。 >>30
多分無理…避諱ルールはどんな場面でも適用されたみたい
だから書物の避諱具合でその著作の時代がわかったりする
色々不便なんで諱のほうを珍しい字にする皇帝もいる >>30
あ、ごめんなさい勘違いしました
字のほうが避けられるかどうかは知りません
申し訳ありません 次男坊を意味する″仲″を字〈あざな〉で持ってる君主もいたっけ >>59
、z=ニ三三ニヽ、
,,{{彡ニ三ニ三ニミヽ
}仆ソ'`´''ーー'''""`ヾミi
lミ{ ニ == 二 lミ|
. {ミ| , =、、 ,.=-、 ljハ
{t! ィ・= r・=, !3l ゆ、ゆみけずり・・・??
`!、 , イ_ _ヘ l‐'
Y { r=、__ ` j ハ─
. r‐、 /)へ、`ニニ´ .イ /ヽ
} i/ //) `ー‐´‐rく |ヽ
l / / /〉、_\_ト、」ヽ!
/| ' /) | \ | \ 貴乃花の「貴」は末っ子の意味の「季」を同じ発音の字で置き換えた、と親貴の逸話記事を相撲雑誌でだったか >>66
幼、稚
そもそも絶対的な法則ではなくて、そういうケースがそこそこあるというだけ。 司馬八達
一番上が長兄、一番下が末弟
司馬朗(伯達)
司馬懿(仲達)
司馬孚(叔達)
司馬軌(季達)
司馬恂(顕達)
司馬進(恵達)
司馬通(雅達)
司馬敏(幼達) 呂后に惨殺された戚夫人の名前って仲達の諱と同じだったのね >>70
上から二番目のあざなは字面見るたび仲代達矢が
頭をよぎるw 漢民族なのに二文字姓ってなんなん?初めからあったん? 異民族の姓は音をそのまま漢字にすると字数が多くなるから
字数が少ない=漢民族 字数が多い=異民族 というイメージが付いたせいで
1文字姓がどんどん増える事になったんだよ 二字姓を嫌って一字姓に改姓する者が居るので
長い歴史の中で二字姓の人は減ってきた >>79
そうなんだ
今でも漢字一文字は中国、二文字以上は日本(異民族)だもんね 漢民族、姓は一文字になっていったけど逆に名前(諱)は
二文字が増えたような 諸葛氏は一時期、諸氏と葛氏に分かれたが
喧嘩別れではなく一文字姓にしたかったからみたい
その後戻してるし 欧陽氏は「欧」の日の当たる側(陽)とでもいう地名由来? 子供の頃三国志を読んだとき、「太史慈」という名前がやたらかっこよく思えたな 名前が二文字な漢民族、兄弟で同じ文字を共有してるけど,
日本に渡った陳建民(余談だから焼きビーフンのケンミンは
この人が由来じゃないのを最近になって知った)の家族は
建民(本人)⇒建一(子)⇒建太郎(孫)
と、子・孫にも自分と同じ文字を共有させてるのな。 主に朝鮮人の名前で有名やが木火土金水でカテゴリに分けた漢字を順に使っていくってのもあるなあ ベトナム人の名前
ゴ・ディン=ディェムのディン=ディェム、ホー・チ=ミンのチ=ミンは
ディンディェム、チミンというようにつながってるのかと思ってた。
前者のディンとか後者のチの部分は切り離されてるのね。 >>92
漢字で書いたほうがわかりやすい
?廷?
胡志明 フランス人のミドルネーム風に離してみたとかw
一方で一部の男性は姓と名の間にヴァン(文)、女性はティ(氏)が入った名前もあるな
ある人とない人の差はよくわからないけど。ドイツ語の人名の「フォン」のあるなしみたいに社会階層の違い? 姓と名の間にヴァンの付く一部の男性で思い出したのが
グエン・ヴァン・チューとグエン・ヴァン・チョムw ナポレオンことナブリオーネ・ディ・ブオナパルテ
ウィキには伯父さんの名もナブリオーネだったと書いてあるど,ナブリオーネって
この当時のコルシカ島ではありふれた名前だったのか変わった名前だったのやら オランダで見かける名前Lodewijk(ローデヴェイク)、wijkの部分は地区って意味かと思ってら違ってた。
ドイツで見かける名前Waldemar(ヴァルデマール)、Waldの部分は森って意味かと思ってら違ってた。
それだけ 日本史ネタになるけど,江戸時代の浮世絵師歌川広重【廣重】、
てっきり広重が諱で号として一幽斎を名乗ってるのかと
思ってたけどこの人の諱は広重ではなく元長なのね。
www.ne.jp/asahi/kato/yoshio/kobetuesi/hirosige.html ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています