■「ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」 著者 シュロモ・サンド

イスラエル建国の根拠となる、「ユダヤ人」というものが人種や民族ではなく、捏造の歴史に基づいた創作話であることを客観的事実の積み重ねにより示し
たテルアビブ大学のシュロモ・サンド教授の著書。

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今月、建国から60年を迎えたイスラエルで、建国の原動力である「シオニズム運動」(古代に世界各地へ離散したユダヤ人の子孫が「祖先の地」に帰還す
るというもの)の根拠を否定する著書がベストセラーとなっている。
題名は「ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか」。
 著者はユダヤ人でテルアビブ大学のシュロモ・サンド教授(歴史学)。その中で教授は「今のユダヤ人の祖先は別の地域でユダヤ教に改宗した人々であり
、古代ユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人だ」と記している。