植民地大にはいわゆる「ガラスの天井」が厳然としてある。
生え抜きの人間がどんなに頑張って業績を増やしても、どんなに献身的に研究室のために尽くしても、
母校の教員として採用されるのは宗主国様から送り込まれたエリートさんたち。
お馬鹿な俺は40歳くらいになってようやくそのことに気がついた。
若い人たちは、母校の歴代教員の出身校をよーく見てから進学先を選んでくれ。