>>100
どうも。なおソースはウィキペディア英語版です。
言語間の距離、意思疎通の可能度(mutual intelligibility)というのはあくまで感覚的なもので、
一見数値化されたもの(◯◯%通じる、のたぐい)でもそう当てになるものでもないと思いますが、
なんとなくのイメージはつかめますね。

いわゆる「先住民語」というのはそれぞれの理由であまり広い地域に共通する広がりを持たないのが一般的ですが、
ケチュア語はむしろ「文明語」の典型だったようです。結縄(キープ)以外に文字も持たなかったものの、
官僚制度のために口頭語の学習が制度化されていて、それによるクスコ語の利便性がキリスト教に利用された感があるのは
古代エジプト語からコプト語への移り変わりを連想させます。