>>919
それ言い出したら日本語族の宮古語大神方言なんか子音だけで単語が成立する


https://hal.archives-ouvertes.fr/hal-01289782/document

さらにめずらしいのは子音の連続である。日本語には子音の連続があまりないのに対し、大神方言には子音が三つ以上続く単語が多い。
たとえば「人」/pstu/、「二日」/fkska/、「引っ張 る」/sapsks/のような例である。
もっとも珍しいのは次の特徴である。普通の言語では母音を中心に単語が構成されるが、大神方言はその原理に反する。
すなわち、母音がまったくない、または声帯を振動させて発音される音も一切ない単語がある。
これは非常に珍しい特徴で、世界の中でこのような言語は他にモ ロッコのベルベル・Tashlhiyt語と
カナダのNuxalk(BellaCoola)語とHeiltsuk-Oowekyala 語という例しか報告されておらず、アジアでは他にない。

表 4 大神方言における無声語
大神方言 日本語
s: 塵・巣・擦る
f: 櫛・降る・噛みつく・閉める
ks: 乳・釣り針・釣る・来る
kf: 作る
ps: 日・女陰
sks 切る
fks 口・建てる
ksks 月・聞く・着く・突く
psks 引く