>>841
どちらが先進的で豊かかといえば、東方文明のほうが先進的だったとは思うよ。でも話の発端は>>817だからね。

進んだ東方の文明を摂取しつつも、自分たちが東方文明とは異質な存在であり、野郎自大ではあっても自分たちの精神的優越を信じるような心理が表れてくる、古典期はそういう時代だったのではないか?
ヘロドトスとか読んでも例えば、「富ではなく名誉を求めて争うとは、何という人間と戦ってしまったのか」とペルシャ王が嘆息する場面とか、スパルタの使節がペルシャで
「自分たちは不滅の神々には拝跪するが、死すべき人間には決して拝跪しないのだ」と言って、死んでも拝跪礼を拒否する場面なんかに、そういう時代精神が表れてる、と思う。