0001LingLing ★2022/08/16(火) 23:36:34.39ID:CAP_USER
中国が予想外の利下げ-7月指標は「非常に気掛かり」との指摘も
・MLF金利は2.75%に、従来2.85%-引き下げは1月以来
・ゼロコロナ政策がなおサービス業に打撃、消費の足かせ-ANZ
中国人民銀行(中央銀行)は15日、中期貸出制度(MLF)の1年物金利を予想に反して2.75%に引き下げた。利下げは1月以来。新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)や不動産低迷の深刻化による影響を受ける経済への支援を強化する。
従来のMLF金利は2.85%だった。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想では20人全員が据え置きを見込んでいた。
人民銀はまた、7日物リバースレポ金利を2.1%から2%に引き下げた。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iqHwNlBKWLeM/v2/pidjEfPlU1QWZop3vfGKsrX.ke8XuWirGYh1PKgEw44kE/740x-1.png
追加刺激策の必要性は、MLF金利の引き下げ発表後間もなく公表された7月の経済指標で裏付けられた。同月の小売売上高と工業生産、1-7月の固定資産投資の伸び率は軒並み予想を下回った。
中国経済の回復ペース鈍化、7月の指標示唆-コロナ感染再拡大で
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当エコノミスト、楊宇霆氏は「7月の経済指標は非常に気掛かりだ」と指摘。「ゼロコロナ政策が引き続きサービス業への打撃となり、家計消費の足を引っ張っている」と述べた。
中国の10年物国債利回りは2.675%と5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。2020年5月以来の低水準を付けた。オフショア人民元は0.3%安の1ドル=6.7607元と下げを広げている。
ゼロコロナ
中国はコロナ感染を徹底的に抑え込むゼロコロナ政策を堅持しており、制限措置の導入と解除を何度も繰り返す恐れは拭えず、経済の回復を持続させることが難しくなっている。
今月もリゾート地として有名な海南省で感染が急増しており、地元当局は感染を抑えるため旅客便の運航停止や企業の休業に踏み切り、観光客も現地で足止めを余儀なくされている。
ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストは今回の利下げが小幅だった一方、当局に行動の用意があるという「シグナル効果の意味合いが強い」と分析した。
「今回の利下げ幅に関しては非常に限定的だ。市場の見通しを好転させ、下方スパイラルを打開するには追加策をもっと講じる必要がある」と張氏は話した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-15/RGMUQBDWRGG101
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・MLF金利は2.75%に、従来2.85%-引き下げは1月以来
・ゼロコロナ政策がなおサービス業に打撃、消費の足かせ-ANZ
中国人民銀行(中央銀行)は15日、中期貸出制度(MLF)の1年物金利を予想に反して2.75%に引き下げた。利下げは1月以来。新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)や不動産低迷の深刻化による影響を受ける経済への支援を強化する。
従来のMLF金利は2.85%だった。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想では20人全員が据え置きを見込んでいた。
人民銀はまた、7日物リバースレポ金利を2.1%から2%に引き下げた。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iqHwNlBKWLeM/v2/pidjEfPlU1QWZop3vfGKsrX.ke8XuWirGYh1PKgEw44kE/740x-1.png
追加刺激策の必要性は、MLF金利の引き下げ発表後間もなく公表された7月の経済指標で裏付けられた。同月の小売売上高と工業生産、1-7月の固定資産投資の伸び率は軒並み予想を下回った。
中国経済の回復ペース鈍化、7月の指標示唆-コロナ感染再拡大で
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当エコノミスト、楊宇霆氏は「7月の経済指標は非常に気掛かりだ」と指摘。「ゼロコロナ政策が引き続きサービス業への打撃となり、家計消費の足を引っ張っている」と述べた。
中国の10年物国債利回りは2.675%と5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。2020年5月以来の低水準を付けた。オフショア人民元は0.3%安の1ドル=6.7607元と下げを広げている。
ゼロコロナ
中国はコロナ感染を徹底的に抑え込むゼロコロナ政策を堅持しており、制限措置の導入と解除を何度も繰り返す恐れは拭えず、経済の回復を持続させることが難しくなっている。
今月もリゾート地として有名な海南省で感染が急増しており、地元当局は感染を抑えるため旅客便の運航停止や企業の休業に踏み切り、観光客も現地で足止めを余儀なくされている。
ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストは今回の利下げが小幅だった一方、当局に行動の用意があるという「シグナル効果の意味合いが強い」と分析した。
「今回の利下げ幅に関しては非常に限定的だ。市場の見通しを好転させ、下方スパイラルを打開するには追加策をもっと講じる必要がある」と張氏は話した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-15/RGMUQBDWRGG101
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