0001ばーど ★2023/03/08(水) 18:03:31.73ID:ZANy/ivH
数量政策学者の高橋洋一が3月8日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。全人代に合わせて北京で行われた中国・秦剛外相の記者会見について解説した。
(省略)
■日本の反撃能力におけるトマホーク400発では対抗できない ~かつてのドイツのように「核共有」の議論を日本でも
高橋)2000発以上です。そうすると、日本の反撃能力におけるトマホーク400発では足りないのは明らかです。軍事的に考えたら、中距離ミサイルを第1列島線に配備するのは軍事的合理性があります。昔、欧州で中距離ミサイル「パーシング」を配備したときと同じような話が、おそらく起こると思います。
飯田)ユーロミサイルと呼ばれたもので、まさにソ連がSS20という、ヨーロッパには届くけれどアメリカ本土には届かないミサイルを、核付きで配備しようとした。そのときに、核を持っていないドイツはどうするのかという問題が起きた。フランスやイギリスは核を持っていて反撃できるから狙われないけれど、ドイツは持っていませんでした。
高橋)それで核共有の話が進展するわけです。
飯田)しかも当時、ドイツの政権は進歩(党)系である社会民主党のシュミット政権でした。そう考えると左派的な政権であっても、リアリズムで動かざるを得なかったわけですよね。
高橋)同じようにいまも突き付けられているのです。これから緊張が緩和したら、脅しがくるでしょう。その前に第1列島線に配備すれば別ですよね。そうなると、核共有の議論は出るはずです。
■日本での「核共有」議論を進めざるを得ない
飯田)きょう(3月8日)の読売新聞トップにこんな記事が掲載されています。
『「核の傘」日米韓で協議体創設、対北抑止力を強化…米が打診』 https://www.yomiuri.co.jp/world/20230307-OYT1T50373/
飯田)まずは北朝鮮を念頭に置くということですが。
高橋)念頭はそうでしょうけれど、中距離ミサイルを配備して、弾頭を変えれば中国にも届きますからね。
飯田)韓国では、すでに自分のところでつくるか、あるいはアメリカの核を使うかという議論が出てきている。
高橋)当然でしょう。韓国が議論しているのに、日本は議論しないということもないではないですか。
飯田)安倍さんは2022年に核共有を提起しました。一時期は盛り上がりましたが。
高橋)誰が運用するかという話ですよね。非核三原則に関して、「持ち込ませず」はやめにするという議論があります。
飯田)「持たず」「つくらず」はそのままで。
高橋)核共有の議論が出るのは普通の流れです。そうなると、ヨーロッパのパーシングの議論にとても似てくるのではないかと思います。
飯田)どこまで当時と同じように動くかはわかりませんが、アメリカのミサイル「パーシング」を配備しようとしたら、ソ連側が「では」と話し合いに応じ、SS20ミサイルを撤去したという話でした。
高橋)そうでしたね。
飯田)ところが、そのミサイルが今度は極東に来るかも知れないとなったとき、当時の中曽根政権がレーガン氏に「勘弁してくれ」と。「こちら側に持ってくるな」と交渉したというようなことも、いま言われていますが。
高橋)いまは日本の問題として考えざるを得ないのではないでしょうか。歴史は繰り返すという感じがします。これから数年の間に。
飯田)そうなると、あまり時間はない。
高橋)日本のなかでもたもたしていると、議論できずに終わってしまい、最悪なことになってしまいます。
飯田)アメリカに巻き込まれるという話ではなく。
高橋)ないですね。いまの中国とアメリカの対立も、その予兆ではないかと思っています。
全文はソース先で
3/8(水) 17:40 ニッポン放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/221c54aa91516ad6d6fd5e8782040e1d465b99dc
※関連スレ
【読売新聞】「核の傘」日米韓で協議体創設、対北朝鮮抑止力を強化…米政府が日韓両政府に打診 [3/8] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1678232212/
(省略)
■日本の反撃能力におけるトマホーク400発では対抗できない ~かつてのドイツのように「核共有」の議論を日本でも
高橋)2000発以上です。そうすると、日本の反撃能力におけるトマホーク400発では足りないのは明らかです。軍事的に考えたら、中距離ミサイルを第1列島線に配備するのは軍事的合理性があります。昔、欧州で中距離ミサイル「パーシング」を配備したときと同じような話が、おそらく起こると思います。
飯田)ユーロミサイルと呼ばれたもので、まさにソ連がSS20という、ヨーロッパには届くけれどアメリカ本土には届かないミサイルを、核付きで配備しようとした。そのときに、核を持っていないドイツはどうするのかという問題が起きた。フランスやイギリスは核を持っていて反撃できるから狙われないけれど、ドイツは持っていませんでした。
高橋)それで核共有の話が進展するわけです。
飯田)しかも当時、ドイツの政権は進歩(党)系である社会民主党のシュミット政権でした。そう考えると左派的な政権であっても、リアリズムで動かざるを得なかったわけですよね。
高橋)同じようにいまも突き付けられているのです。これから緊張が緩和したら、脅しがくるでしょう。その前に第1列島線に配備すれば別ですよね。そうなると、核共有の議論は出るはずです。
■日本での「核共有」議論を進めざるを得ない
飯田)きょう(3月8日)の読売新聞トップにこんな記事が掲載されています。
『「核の傘」日米韓で協議体創設、対北抑止力を強化…米が打診』 https://www.yomiuri.co.jp/world/20230307-OYT1T50373/
飯田)まずは北朝鮮を念頭に置くということですが。
高橋)念頭はそうでしょうけれど、中距離ミサイルを配備して、弾頭を変えれば中国にも届きますからね。
飯田)韓国では、すでに自分のところでつくるか、あるいはアメリカの核を使うかという議論が出てきている。
高橋)当然でしょう。韓国が議論しているのに、日本は議論しないということもないではないですか。
飯田)安倍さんは2022年に核共有を提起しました。一時期は盛り上がりましたが。
高橋)誰が運用するかという話ですよね。非核三原則に関して、「持ち込ませず」はやめにするという議論があります。
飯田)「持たず」「つくらず」はそのままで。
高橋)核共有の議論が出るのは普通の流れです。そうなると、ヨーロッパのパーシングの議論にとても似てくるのではないかと思います。
飯田)どこまで当時と同じように動くかはわかりませんが、アメリカのミサイル「パーシング」を配備しようとしたら、ソ連側が「では」と話し合いに応じ、SS20ミサイルを撤去したという話でした。
高橋)そうでしたね。
飯田)ところが、そのミサイルが今度は極東に来るかも知れないとなったとき、当時の中曽根政権がレーガン氏に「勘弁してくれ」と。「こちら側に持ってくるな」と交渉したというようなことも、いま言われていますが。
高橋)いまは日本の問題として考えざるを得ないのではないでしょうか。歴史は繰り返すという感じがします。これから数年の間に。
飯田)そうなると、あまり時間はない。
高橋)日本のなかでもたもたしていると、議論できずに終わってしまい、最悪なことになってしまいます。
飯田)アメリカに巻き込まれるという話ではなく。
高橋)ないですね。いまの中国とアメリカの対立も、その予兆ではないかと思っています。
全文はソース先で
3/8(水) 17:40 ニッポン放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/221c54aa91516ad6d6fd5e8782040e1d465b99dc
※関連スレ
【読売新聞】「核の傘」日米韓で協議体創設、対北朝鮮抑止力を強化…米政府が日韓両政府に打診 [3/8] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1678232212/