近衛先生のパパは貴族院議長。日露戦争が始まる直前に大病。
麻酔中に機密を喋ったら国益を損なうという考えで、
自らの意思で麻酔無しで手術。
人気横綱二人がパパの体を押さえ付けて大手術。

しかし、大手術もむなしく、パパは世を去った。

残された家長の文麿兄貴は、まだ学生。
パパは私腹を肥やさず、政治献金は皆、国家のために使ったから
遺産は殆どない。
下心を持って貢いでた野郎どもは、急に借金取りに。

藤原鎌足以来の家宝は流出するばかり。
急に手の平を返す下郎に嘆息する近衛兄弟。

そこで登場、右翼の大物、頭山満翁。
下郎どもに「貴方のお金は、綺麗さっぱり、お国のために使いました
有難う。助かりました。お引取り下さい」と静かに言って撃退。

パパの法事の時に、きっと立派な人になるんですよと、
近衛家の次男坊を諭す、頭山翁であった。