歴史というのは学問の中でもいちばん不公平なものである。
もし一人の人間に好意をもったとなると、その人間をむしょうに愛して、
他の人間の言うことを聞こうともしない。
ヨーハン・セバスチアン・バッハが高名となった時期においては、その当時に
すぐれていた人はほとんど無視されてしまっている。