>>114続き
テレマンの音楽はヨーロッパの各国において、フランスからロシアにいたるまで賞賛されていて、
シューバルトは《類いなき大家》と呼び、厳格なマッテゾンさえ讃辞に絶すると称していた。
そのマッテゾンは今日では忘れられ、うとんじられているのである。そして人は彼についてよく
知ろうとさえしない。ただ他人の言葉だけで判断を下し、その言葉を鵜呑みにしていて、その意味を
よく調べようともしないでいる。彼はバッハ礼讚者たちの敬虔な熱意の犠牲になっている。