戦後復帰初日の1947年5月25日の
田園と運命のCDを色々聴き比べてみた。

漂白されてるってんで、駄目出しされてる
THARAのFURT 1016を、かなり前から持ってて、
まぁ、昭和22年の録音なんだから、こんなもんでしょ。
と思って聴いてた。臨場感が薄い。

もう少し「いい音」で聴いてみたいと思って、
今手に入る中ではマシと言われてるDeltaの
DCCA-0022を聴いてみたら、THARAよりは
ドライじゃないような感じ。劇的にいいとは
思わなかったけど。

以上の2枚では、録音はともかく、
あまり名演とも思わなかったけど、
FONIT CETRAのK33Y 193を聴いてみたら、
少しコモった感じはあるけど、臨場感が凄くて、
名演奏だなぁと初めて感じた。
少々リバーブをかけて、ついでに若干ステレオ化してますな。
後から人工的に足してるんだろうけど、会場の残響、
奥行きみたいのを感じる。音像を甘くする処理を
してるんだろうけど、弦や管の立ち上がりが
鋭く鮮やかなまま残ってる。
上手に後処理をしてて、邪道かもしれないけど、聴きやすい。

auditeのKICC 959は一番クリア。一番、マスターテープに
忠実な音なんだろうけど、ちょっと高音がキツいかなぁ。
やはり、あまり名演に感じない。
クリアなんだけど、臨場感が薄い。ソノシートにあったよね
みたいな感じ。