協会盤のバイロイトの第9が届いたので聞いてみました。
プチノイズが1〜2か所ほど取り残しがあり、強音がビリつく所もありますが、LP起こしとしては名盤・名復刻の部類に属するでしょう。

会報を読んでもライナーノートを見ても、元になったLPが何であるかは触れられていません。
私はLPに詳しい訳ではありませんが、「日本の足音入りマスターによる日本初期盤」LPが起こし元である、とにらみました。
理由は、足音入りマスターから起こしたディスクの共通点として、
1.冒頭に足音と拍手が入っている。
2.第4楽章でバリトンが歌う「歓喜の歌」のリフレインの合唱が、外盤ではミキサーが音を絞っていて白けるのに対し、足音入り盤はなぜかそこの音量低下が目立たない。
3.第4楽章の合唱の追い込みに入った所で、マイクが合唱自体よりも残響を大きく捉えてしまったため、半拍ないし1拍遅れて合唱が聞こえてくる部分があるが、これも足音入り盤はなぜかそれが目立たない。
という点が挙げられます。

さて、今回の協会盤では、上記1.はありませんが、2.3.は足音入り盤と共通しています。外盤に比べて欠点が目立ちません。
ということは、足音入りのLPから足音をカットしてしまえば、今回の協会盤のようなディスクができる、ということになります。

以上は私の推理ですが、皆さんが聞いたご感想はいかがでしょうか?