CD再生で問題なのは、元テープの音割れ、10kHz以上のノイズが目立つこと。

過入力による音割れはライブ収録では付き物のようなものだが
音割れしたときのザラザラ感がさらに強調されているように感じる。
理由はパルス成分をうまく処理しきれずにいるためで
多くの人は真空管アンプを使用することで低減されると感じている。
理由は真空管自体がパルス成分をリンギング(オーバーシュート)で滲ましてくれるから。

10kHz以上のノイズは、もともと1950年代の録音ではノイズ管理をしていないが
デジタル時代に入って超高域でのパルス波の再生が定位感を規定するため
10kHz以上の帯域で過敏な反応をするツイーターが悪さをしていた。
具体的には会場ノイズがテープのワウと一緒にフラフラさ迷っていて
音楽の流れを阻害しているように感じる。
さらには20kHz付近で累積するデジタルノイズが余計に目立って雑然とする。
一時期ライントランスが流行ったのは、人工的なノイズを低減するためだったし
真空管アンプには出力トランスが付いているのでそれも相性が良いとされた。