ワルターのマーラー演奏には弊害もあって
クレンペラーが「ワルターは道徳主義者で、オレは不道徳主義者」
と言ったような、ヒューマニズムの面だけを強調するところがある。
特にワルターが録音しなかった3,6,7,8番の冷遇さは
マーラーの時代の到来を半世紀以上遅らせたように思う。