親自由主義やグローバリズムはインフレ時に有効な主張であり、社会民主主義と保護主義はデフレ時に有効な主張である。(「奇跡の経済教室」>>13 )

デフレ的な状況である現時点においては、後者の主張に従った政策を行うべきだが、積極財政で財政拡大を継続すれば、いずれ好景気と高い経済成長率とインフレが続くことになる。

するとインフレ時に有効な親自由主義やグローバリズムが必要な時代が来るだろう。そのような場合に対応するためには、政党の中に2つ以上の派閥を存在させる方が良い。

だから、親自由主義の傾向を持つが現時点ではれいわの政策を支持するというタイプの人も許容しておくのが、長期的な観点からは得策である。

安井粘着氏は、純化路線をお望みで、多様な意見や立場を内包する集団を目指す寛容を基調とする山本太郎氏の方針に反対らしい。私は山本代表の判断を支持する。安井氏に関しては今後の言動を見守りたい。