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IOCの逆鱗に触れた…?

 これとは別に、大韓体育会の関係者は「韓国代表団がソウルを訪問すれば韓国政府の
規定により6時間の隔離が必須で避けられないうえに、デルタ変異株感染者まで急増している。
ANOC実行委員らがこのような点を理由に開催地を変更した」と述べたと言う。

 しかし、デルタ株の拡大は何も韓国に限った話しではない。五輪開催中の日本でも感染が
急拡大しており、それはANOCが急遽開催されることになったギリシャ・アテネも同様だ。

 さらに、東京五輪のために訪日した選手らの隔離期間は2週間で韓国の6時間とは比べ物にならない。
ギリシャではワクチン接種が完了していても一般渡航者は7日間の隔離が必須だという。
ANOC出席による渡航であったとしても、恐らく同等の措置が取られるだろう。

 SBSニュースは「2年前に確定した開催地をANOC執行委員会側が新型コロナウイルスを
理由に突然ギリシャ・アテネに変更したのは、韓国スポーツを無視した横暴だ」
「独島問題などでIOCと摩擦を起こしたのも要因となっているのではないか」と、
国際スポーツ界の事情に精通したA氏という人物の分析コメントも合わせて報道した。
このA氏の分析が最も的を射ているのではないだろうか。

 第25回ANOCの開催がソウルに決定したのは2年も前のことだ。
この間、韓国はこの大型イベント開催のために多くのカネと時間を割いてきた。
にもかかわらず、IOCが開催国を変更した背景には、やはりこれまでの韓国による
様々な愚行がIOCの逆鱗に触れていたのではないかと指摘する向きは増えている。