時視各角】ワクチン「共有地の悲劇」=韓国
中央日報日本語版 8/12(木) 11:57配信

洪楠基(ホン・ナムギ):外交的ルートで追加のワクチンを確保しています。

鄭鎮碩(チョン・ジンソク):国民は政府の話を信じません。

洪楠基:信じなければなりません。

鄭鎮碩:強要しないでください。「希望拷問」をしないでください。

洪楠基:「希望拷問」ではありません。

4月19日に洪楠基経済副首相と「国民の力」の鄭鎮碩議員が国会でした問答だ。
首相代行だった洪副首相がドラマ『スカイキャッスル』のせりふ、
「全面的に私を信じなければなりません」を連想させる返答をした。
あまりに確信に満ちた姿のため政府が何か解決策を見出したのかと思った。
だが「希望拷問」だったことがわかるまでそれほど長い時間はかからなかった。

それから11日前の4月8日には保健福祉部のクォン・ドクチョル長官が
就任100日記念記者懇談会を開いた。
彼は「就任後最もよくやったことが何だと思うか」という質問に、
「ワクチンの追加確保」と答えた。
続けて「われわれは上半期より下半期に確保された量がはるかに多いので
需給日程に大きな問題はないと思う」とした。
クォン長官は汎政府ワクチン導入タスクフォースのチーム長だ。
外見上は彼がワクチン確保の総責任者だ。
その下半期の2カ月目だが問題は解決されなかった。