◎長文連投その5(一応ラスト)

【石田美紀著「密やかな教育 <やおい・ボーイズラブ>前史」洛北出版
Q ある種の実験ということでしょうか。
増山 そうですね。男の子と女の子ならああいう展開にはなりませんね。それから、
セルジュはやることなすこと竹宮にそっくりです。セルジュを見る度に、
あぁ竹宮恵子がここにいるって思います。で、わたしはいつもそれにイライラして
いるジルベール(笑)。非常にジルベールの気持ちは良くわかります。セルジュは
けなげだけれど、もう少しうまくやれば相手を幸せにできるのに。あれだけ一生懸命
やっているのに、相手はちっとも幸せにならない(笑)。
ともあれ、「風と木の詩」はある作家がピークのときに全身全霊でもって描いた
という迫力ある作品です。20歳の時に着想していますが、発表するまで6年ですか、
待って良かったと思いますよ。画力が上がっているので、表現したいことをキチンと
描けていますから。20歳の時では、あそこまでの表現は無理だったろうと思います。】

〇それで何がしたいのかは今のところ不明ですが、ストレス発散のための新たな
 嫌がらせといったところではないかと想像しています