●韓国が日本を侵略したという事実
何度も言うが、日本が韓国を植民地支配した事実はない。

むしろ、日本が統治したことによって韓国の人口は1300万人から2600万人に増えた。また、衛生状態が改善されたことなどによって平均寿命が24歳から56歳にまで延びた。

教育面では、日本が手を入れたことで、併合時100校ほどしかなかった公立学校は、わずか8年後には460校にまで増えた。その結果、識字率は4%から61%にまで上がったのだ。本当に韓国が日本の植民地支配下にあれば、このような劇的改善はなかったはずだ。

一方で、韓国が日本に侵略した事実はある。というか、いまでも侵略は続いている。島根県沖に浮かぶ小さな島「竹島」がそれだ。韓国に実行支配されてからもう70年が経ってしまった。

韓国が竹島の山頂に設置した砲台は相変わらず日本に向けられているし、日本が何度も抗議しているにも関わらず、竹島調査は定期的に行われている。かつては李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自身の支持率回復のために、韓国の大統領として初めて竹島に上陸したこともあった。

日本領である竹島には韓国人が何人も住民票を置いているし、何もない岩を見に韓国人観光客がわざわざやって来たりもする。

韓国は「独島(竹島の韓国名)は自国領だ」と主張するが、主張するばかりでそれを証明できたことは一度もない。日本が国際司法裁判所への提訴を3度も提案したが、韓国はこれを拒否し続けてきた。証拠を持ち合わせていないから、法廷で争えないのだ。

近代史において、日本は韓国を侵略したことがない。だが、韓国は日本を侵略した。

竹島を奪われた当事者の日本人であっても、韓国の侵略についてこのように認識している人は少ないのではないだろうか。竹島問題は何だか他人事だ。

それでも、近年は自国の歴史教育に疑問を抱く韓国人がわずかながら増えてきた。

●ウクライナはかつての韓国と同じか?
留学に行って客観的に歴史を見た時、またインターネットで調べた歴史が学校で教わったものと異なっていた時、自身が幼少の頃から教わってきた歴史は史実でなかったことに気付く。

2019年に発売されてベストセラー(韓国内11万部)となった「反日種族主義」も、韓国人の歴史感を改める良い機会になった。

韓国政府による歴史歪曲・捏造教育から解けた韓国人が少しでも増えれば「ウクライナはかつての韓国と同じだ」と主張する人は減るだろう。日本に謝罪や賠償を求める声だって減るはずだ。だが、日韓併合が解消されてから77年が経ってようやくこのレベルだ。日韓が分かり合えるようになるには、あと数百年は必要かもしれない。

ウクライナは韓国と違い、国民が一丸となってロシアの侵略に対抗している。日本が韓国を“植民地支配”していたという時代、韓国人の中には日本国民になれたことをありがたがる人が相当数いた。

筆者の日本人の知人が、京義道を走るバスの中で韓国人のお年寄りに「韓国が日本だった時代は本当によかった」と、日本語で話しかけられたことがあった。そのお年寄りは「久々に日本語が喋れて嬉しい」とまで、その知人に語ったそうだ。

日本が韓国人に対して強制労働を強いたり、無理やり慰安婦にさせたり、虐殺したりしていれば、そのような言葉は絶対に聞けない。

ロシアによるウクライナ侵攻は日本の未来を考えると同時に、日韓間にある歴史について考える良い機会にもなった。そんな気がする。