
「世界最大の直接選挙」とも言われるインドネシアの大統領選挙の投票が14日行われます。高い支持率を誇る現職のジョコ大統領の政策を継続するかどうかが争点となっていて、2億人を超える有権者の判断が注目されます。
5年に1度行われるインドネシアの大統領選挙には
▽プラボウォ国防相
▽アニス前ジャカルタ州知事
▽ガンジャル前中部ジャワ州知事
の3人が立候補しています。
現職のジョコ大統領は憲法で3選が禁じられているため、選挙戦では高い支持率を誇るジョコ政権の政策の継続か改革かが主な争点となっています。
3人のうち、プラボウォ氏はジョコ大統領の後継者を自任し、政策を引き継ぐとしているほか、ガンジャル氏も首都の移転計画など主要政策は継続すると訴えています。
一方、アニス氏は首都移転計画の一部見直しや、経済格差の是正を公約に掲げ、現政権に対する批判票の取り込みをはかっています。
今月5日までに行われた最新の世論調査によりますと、プラボウォ氏の支持率が50%余りと、ほかの2人を大きく引き離しています。
ただ、どの候補者も過半数の得票に満たない場合は、ことし6月に上位2人による決選投票が行われる予定です。
投票は早いところで日本時間の午前7時から、首都ジャカルタなどでも午前9時から始まり、即日開票されることになっています。
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NHK NEWS WEB 2024年2月14日 9時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240214/k10014357251000.html