マルティン・ハイデガー5 [無断転載禁止]©2ch.net

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0001考える名無しさん2016/07/09(土) 19:32:30.890
前スレ
マルティン・ハイデガー4 [無断転載禁止]©2ch.net
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0952考える名無しさん2019/04/04(木) 13:46:33.650
ハイデガーがなんでモテるのか教えて欲しい
妻がいてアーレントがいて他にも女がいたそうだな
現代日本ならアカハラで退職だろうが昔のドイツはOKだったのか
俺もハイデガーみたいになりたい

0953考える名無しさん2019/04/04(木) 13:56:05.470
ゆくゆくと流れ出すゆきどけ水

0954考える名無しさん2019/04/04(木) 17:36:54.810
と言いますか、ハイデガー哲学はもう古いだけのことでは?
時代の流れもあり、未だにマルクス経済哲学思想?とか研究している居場所確保する大学ってどこですか???
東大?京大?早稲田?法政?日大?

0955考える名無しさん2019/04/04(木) 18:00:17.630
哲学が古いとか、新しいとか気にするなら、
哲学の解毒作用はどのように保たれ、
どのように失われるのかを考えるべきでしょうね

0956考える名無しさん2019/04/05(金) 14:41:33.780
>>952
 ハイデッガーはあくまで優しく紳士的だったんだろう。でなければ女子学生に嫌われるよ。
しかも講義録読むとテキストの読みは哲学史の常識を覆すような大胆で緻密で凄まじい。
尊敬もされていたんだろう。後年アーレントに論争されるがしかし、資本主義的疎外や貧困
がなくならない限りマルクスは越えられないのと同じで歴史的存在忘却が終わらないかぎり
ハイデガー存在論も超えられない。アーレントにそこが視えなかったとは思えない。
ハイデガーは生きているのだよ思想としては。

>>954
 勝手に研究する分にはマルクスを研究して問題などないだろう。資本主義が存続する
限りマルクスの仕事は超えられない。そのことは誰も反論しようがないことだ。

0957考える名無しさん2019/04/05(金) 18:45:34.59O
ハイデガーの有名な概念に存在論的差異がある。存在者と存在は違う。簡単に言うと存在者個々のあるもの全て集めても
あなたにとって存在、あるという事実は説明できない
あるという事実は全ての物を集めても説明できない
物や存在者には存在は還元できない
では何で還元できないのか?

動物は存在と存在者に区別はない
動物は現実の物、与えられた世界しかない、存在者しかなく動物にとってのあることの事実性は存在者と違いはない

存在論的差異は人間とは違うと、更に動物化された人間と本来の人間は違うという二重の差別で成立する

存在と時間で普通の人間は頽落して日常性に落ち込んでいる
動物化している

民主主義や資本主義、物や存在者を集めてどんだけ成果を上げるか
そういう日常にかまけている奴は堕落している

本来性はそういう動物化ではない、日常ではない
民主主義や資本主義ではない
死を引き受けた先駆的覚悟性
ハイデガーがナチに支持されて大学の学長になった時に就任演説で言ったこと
精神とは空しい明敏でも輝かしい機知でも果てしない分析でもなく存在の本質に根源的に気分つけられた知的決意性

存在と時間というのも存在者だけではない、存在者を全て集めても駄目だ
時間という存在者に還元されないことを通して動物化された民主主義や資本主義とは私は違うんだということ
その差別がなければ存在や存在者で良かった

私は違い指導できる立場にいるということ
しかし、その差別を撤廃し凡庸な日常にとどまらなければいけないのではないか

0958考える名無しさん2019/04/05(金) 19:13:39.94O
ハイデガーがヘルダーリン等の詩人を論じたのは詩人の中に現代のシステムに囚われたわれわれにはない
存在の本質に根源的に気分づけられた、その気分を探ったということだが
その果てはトラークル
ハイデガーはトラークルの中に物として計量化されシステム化された時間からの離脱を見る
しかし、ハイデガーの思惑とは違いトラークルは頽廃の詩人であり麻薬や妹との近親相姦に溺れながら第一次大戦の塹壕の中で詩を書いた詩人だ

トラークルが時間の線形性を壊して取り戻そうとしたものの先には妹との取り返しのつかない物を取り戻そうとする思いがある
トラークルとはどっぷりと頽廃に漬かった詩人でありその腐った中にどうしようもないかけがえのないものがある
これはトラークルを読んでみた率直な感想だ
ハイデガーは間違っていると断言できる
己の思想のその精髄で間抜けな誤読をしなければならないハイデガー哲学の歪みがそこにある

動物を凡庸な日常を頽廃した現実を受け入れない限りその中でのそれでもの救いを見いださない限り人は容易に最終解決にたどり着く
凡庸なうんざりする日常から離れず少しでもかけがえのない物を探り当てようとの思いから離れてしまうとき死の灰にアウシュビッツに対抗できない

ハイデガーとヒトラーは似ていて、ヒトラーはは戦場の中に凡庸な日常の中で救われない自己を輝かせる物を見いだした
ナチスは第一次大戦の敗戦でうんざりする日常に耐えられないドイツの民衆の心に染み込みハイデガーの哲学もまた、そういう日常に耐えられない心性に共鳴する

ハイデガーのナチ荷担は偉大な哲学者がたまたま犯した過ちでも、過酷な時代のなかでやむを得ない選択の結果でもなくハイデガー哲学がナチやアウシュビッツを求めていた必然

0959考える名無しさん2019/04/05(金) 19:51:09.060
どうやったらNG出来るかな

0960考える名無しさん2019/04/06(土) 07:56:01.450
とりあえずNGワードだけじゃなく語数でもNGできる仕様にしたらいい

0961考える名無しさん2019/04/08(月) 21:03:16.300
>>957-958
 凡庸と決断主義の峻別というのはナチス台頭期での駆け引きも混じった同調期はそうかも
しれないが、1930年代後半から戦後の有論では、むしろ人間において覆蔵されている底無し
にヒューマニズムを視る、理性的存在の崩壊に有・の開けを視る。有は脱し去り、有が脱去
したあとの深淵だけがあり、そこから拒絶としての有・が贈られるであろう。風景として
これは謂わば引き籠りを連想させる。

 そういう底無しの覆蔵としての有・の開けを礼賛するようになっている。有・とは綴りがSein
からSeynに変わり、従来の有論での有ではなく神が必要とする有だとされる。つまり
人間における〈有る〉〈存在する〉ではなくなっている。しかもその底無しの覆蔵の贈与として
の有・は理性的存在の崩壊だという。それはまったく人間的ではない。あるいは従来の人間的
とは別の、人間性とは何かという問いを孕んだものになる。

 そこまでくると動物性や凡庸の称揚ではもう対抗できない。その手の二項対立は問題に
ならない。

 デリダなどが哲学的冷やかしを入れていた段階から、もうその段階ではその手の冷やかし
も届かない地点まで来てしまっている。そしてそちらの方がハイデッガーの本領だとしたら
ますますデリダの批判は空振りだということになる。

0962考える名無しさん2019/04/14(日) 01:48:14.16O
ハイデガーは時間を論ずるが
それはカント式の一人称哲学でありながら普遍性を志向する立場への批判として作られた
民主主義や資本主義、凡庸な大衆の操作された時間と小市民道徳カント式普遍性哲学を結びつけ
死を個人的に引き受ける人間は普遍性はないよ
民主主義とは無縁だよ
凡庸な資本主義の大衆社会の犬は止めろよとマウントした
時間はカントの想定する凡庸な操作可能な大衆社会の哲学とは違うとのマウント
本質的な人間は死に向き合い凡庸さとは無縁だと
私の哲学はそれを引き受けられるとの特権性

ハイデガー哲学の絶頂はトラークル論であり、そこでは線形の直線的な
プラトンアリストテレス以来の操作可能な時間への批判が語られるが
それはトラークルへの誤読による
凡庸さを頽廃を恐れてはならない、それを引き受けたところにしか未来はない


ポスト・ポスト構造主義
メイヤスーの祖先以前やブラシエの絶滅は人間の主観、カント式主観性哲学では外部になるものをつきつけ
お前ら一人称主観主義哲学は人間の主観を離れて事実はないと言うがほら見ろ間違っている
人間が主観がないところの事実をカントやデリダは説明できないそれ見たことか
相関主義、一人称哲学は駄目だよとのマウントであり
要するにハイデガーの先駆的覚悟性や主観主義哲学批判や普遍性批判の焼き直し

今更何を言ってんだよであり
一人称を突破しようとするのはある意味正しいにせよこのやり方は駄目だ
絶対駄目だ
こんなんですむなら誰も苦労しない
ハイデガーも駄目だがそれをもっと劣化して繰り返して今更何になるんだ?

0963考える名無しさん2019/04/20(土) 23:50:26.720
そんなことばっかり言ってるからハイデガーもポモも馬鹿にされるんだよ

0964考える名無しさん2019/04/21(日) 00:09:21.200
ハイデガー仏教絶賛

「こんなのがあったのか!もっと早く知っていれば…」

0965考える名無しさん2019/08/17(土) 20:33:03.110
>>518
Disputatio Heidelbergae habita. 1518

"19. Non ille digne Theologus dicitur, qui invisibilia Dei per ea, quae facta sunt, intellecta conspicit,
 20. Sed qui visibilia et posteriora Dei per passiones et crucem conspecta intelligit."

D. Martin Luthers Werke : kritische Gesamtausgabe (Weimarer Ausgabe) Bd1, Weimar, H. Bohlaus Nachfolger, 1964-1997, p354.

0966考える名無しさん2019/08/17(土) 20:35:04.150
この中で中沢がやっていたように、「ハイデガーを人類学的に読む」ということには一理あるかもしれない。
古い自然哲学に繋がるものでもあるわけだから。

『現代思想』2014年1月号
「野生の科学、あるいは新構造主義の時代」(全文)
中沢新一/石倉敏明(聞き手)
http://sauvage.jp/activities/2050

0967考える名無しさん2019/08/17(土) 20:36:34.560
中沢が最近よく口にする「レンマ論」を通して読むと、
難解とされてきたハイデガーやデリダの哲学が、極めて分かりやすいものになる。

0968考える名無しさん2019/08/17(土) 20:37:33.630
レンマ論の定義

(a)
ロゴスは「自分の前に集められた事物を並べて整理する」ことを意味。
レンマは「直観によって事物をまるごと把握する」という意味。

(b)※中沢の説明
人間が「科学」を発達させた能力と、「宗教・芸術」を発達させた能力はそれぞれ異なる。
科学…ロゴス
宗教・芸術…レンマ

(c)
1-2は排中律。1-4はテトラレンマ(四句分別)
1 Aである        (肯定)
2 非Aである      (否定)
3 Aでも非Aでもある  (肯定かつ否定)(両是)
4 Aでも非Aでもない  (肯定でも否定でもない)(両否)

0969考える名無しさん2019/08/17(土) 20:39:21.810
デリダや廣松は二項対立の克服に腐心した。
ハイデガー以降の現象学には、ハイデガーが語り、記者が記録した「顕現せざるものの現象学」という課題が残された。
これらは今、どのように理解されるべきか。

0970考える名無しさん2019/08/17(土) 20:40:51.730
例えば、ハイデガーの「抹消記号」やデリダの「痕跡」は共に、
「書くことと」と「消すこと」の両義性を併せ持つ第3レンマ(>>968のc)的なものだということができる。

0971考える名無しさん2019/08/17(土) 20:45:36.750
ハイデガーの「解体(Destruktion)」のルーツは、ルターの「解体(destructio)」

ルター「ハイデルベルク討論」の「十字架の神学」部分

> (19)神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない[ローマ 1:20]。
> (20)だが神の見える本質と神のうしろ[出エジプト 33:23]とが、受難と十字架によって認められると理解する者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。

ハイデガーが掘り起こした古代ギリシャの「真理(アレーテイア)」概念

> “既にこの太古の神性Ἀφαία(アパイア)
>  - 現われざるもの、現われることから身を引くもの、逃れつつ現われ出でるもの -
>  それがアレーテイアの謂うところを名指している。”

このどちらもが、「現われるもの」と「現れざるもの」を問題にしている。

0972考える名無しさん2019/08/17(土) 20:47:13.730
排中律に慣れた我々の思考は、これを「現われるもの」と「現れざるもの」に分けてどちらか一方を問題にしてきた。

・「現われるもの」は色眼鏡を通して見られている、とか
・「現れざるもの」を待ち続けるのは降霊術、だとか

そうではなく、レンマ的に同時に把握をすれば、「現われるものと現れざるもの」の現象学ということになる。
「現れざるもの」を意識しつつ「現われるもの」を見るという風に。

0973考える名無しさん2019/08/17(土) 20:48:24.260
中沢はレンマ的把握を複素数に例えている。(https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/181/videos/03

・「現われるもの」…顕在的なもの、実数a
・「現れざるもの」…潜在的なもの、虚数bi

それを合わせた「a+bi」が複素数的、レンマ的把握。

0974考える名無しさん2019/08/18(日) 05:47:37.160
マルチしまくりメンマ人間

0975考える名無しさん2019/08/20(火) 21:59:31.500
「存在と時間」の新しい仏語全訳がネット公開されましたね
descartes.site/data/1927_Martin_Heidegger_Auxenfants.pdf
いい意味で直訳に近いのかと
マルチノの訳と読み比べるのも一興

0976考える名無しさん2019/09/14(土) 05:29:50.020
「私たちは「死」を自覚した時に自分の将来全体を見定めやすくなり、可能性を求める本来
のあり方に戻ることができるというのがハイテガーの考えです。」
https://brave-answer.jp/20170/

「本来的な生き方」とは、自己が「死への存在」であることを深く認識したとき、初めて生れ
出づるもの、可能となるものであるということか。

このような考え方は自己啓発書のなかにも見られるが、ゲーテが言ったように、哲学とは
当たり前のことをわかりにくい言葉で言ったものかもしれない。

ハイデガーに関するいろいろな投稿をいくつかのスレッドで読んできたが、ハイデガーの
優れた部分というのは、『存在と時間』という代表作以外の著作群のなかにあるのかもし
れない。

0977考える名無しさん2019/09/14(土) 12:09:10.170
>>976
そうすると、老人福祉や年金を切り捨てる自民党安倍政権を倒さなくちゃいけない、ということかな?

0978考える名無しさん2019/09/14(土) 13:23:45.980
>>976
哲学とは、じゃなくて、
学問とは、だろ。

0979考える名無しさん2019/09/15(日) 04:10:48.130
>>978
「よく見ると、およそ哲学というものは、常識をわかりにくい言葉で表したものに過ぎない。」

(ゲーテ著 『格言と反省』から)

0980考える名無しさん2019/09/15(日) 05:49:31.060
あるがさきにあるからだろ

0981考える名無しさん2019/09/15(日) 10:23:50.500
>>980
ある、なんてのも人間の把握の仕方のひとつに過ぎないな。

0982考える名無しさん2019/09/15(日) 11:40:34.710
>>979
それはいいから。

0983考える名無しさん2019/09/15(日) 21:49:37.290
>>982
よくはないだろ?

常識以外の哲学というのは、言葉の錯誤なんだし。

0984考える名無しさん2019/09/15(日) 22:23:20.910
>>983
いちいち引用しなくてもいいし、そういう事言ってるんじゃないから。

0985考える名無しさん2019/09/15(日) 22:24:58.990
>>984
どういうことを言ってるの?

0986考える名無しさん2019/09/16(月) 08:56:27.930
>>985
哲学に限らず、学問自体回りくどく表現されたものだろう。
何故なら他者に伝える必要があるから。

0987考える名無しさん2019/09/16(月) 10:59:46.970
>>986
他者に伝えるために必要なのは回りくどさではなく、正確な定義だと思うよ?

定義を放棄した思考は学問にはなりえない。

0988考える名無しさん2019/09/16(月) 13:11:47.860
他者というのは哲学者限定なんだろ?

0989考える名無しさん2019/09/16(月) 19:41:56.340
>>987
どっちも必要。

>>988
人間全て

0990考える名無しさん2019/09/16(月) 19:44:40.360
>>989
回りくどい表現なんかいらないよw

とにかく回りくどく難解を装わないと出版してくれないんだ by フーコー

0991考える名無しさん2019/09/16(月) 20:00:45.530
伝えたいことが難解なので誤解のないように伝えるとなると
表現や言い回まで難解になってしまうんだろう
また素人にもわかりやすい語り口をするとバカにする雰囲気もあるのは事実

0992考える名無しさん2019/09/16(月) 20:01:58.880
>>991
全然難解じゃない。

妄想でなければ、ただの言葉の間違いだから。

0993考える名無しさん2019/09/18(水) 22:01:41.110
次スレ
マルティン・ハイデガー6
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1568810360/

0994考える名無しさん2019/09/27(金) 23:34:26.730
>>973
本で読む場合には、
中沢『レンマ学』「レンマ的算術の基礎」p397-398

0995考える名無しさん2019/09/27(金) 23:37:43.260
この中沢の複素数モデルは、

0996考える名無しさん2019/09/27(金) 23:38:08.900
一神教文化圏的なハイデガーの存在論に対する、

0997考える名無しさん2019/09/27(金) 23:38:29.370
仏教文化圏版の存在論とでも

0998考える名無しさん2019/09/27(金) 23:38:50.820
いったところの

0999考える名無しさん2019/09/27(金) 23:39:16.780
もの

1000考える名無しさん2019/09/27(金) 23:39:46.930
ハイデガーの存在論と並べて比較してみるといい

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