「歴史街道」1996年3月号
東北地方には「青い瞳」の日本人が出現する地域があるという。
もちろん西洋人との混血のためではない。 このことは、日本人のルーツ論にいかなる問題提起となるのだろう。

東北のある地方には、青い目の人々がいるという。それもかなりの 人数であり、その一族や家系には、海のように真っ青な瞳の持ち主が 出現することもあるとか。
もちろんヨーロッパの白人との混血ではな く、代々その土地で生活してきた生粋の日本人の血統である。

東北大学助教授であられた山浦博士が宮城県黒川郡や古川市などで土地の人々の目の色を調べ、424人の下記の観察記録を得た。