(苗栗中央社)交通部(交通省)公路総局が実施した「台湾で最も美しい公道」を選ぶ人気投票で、台湾西部の海沿いを走る高速道路「台61線」の北部・苗栗県通霄区間が3万4839票を集め、1位となった。台1線に接続する連絡道路は台湾海峡に面しており、水平線に落ちる夕日が拝める。

2位は同じく台61線の永安漁港(北部・桃園市)につながる区間(2万1783票)。昨年、竣工した高架橋は漁港にちなみ、風を受ける帆のようなデザインが採用された。3位は東部・台東県の「金崙大橋」(1万9219票)。太平洋沿いに架けられた同橋は全長1315メートルで、天気が良ければ黒潮が見られる。

30本の公道を対象にインターネットで実施され、参加者は1日に5本まで投票が可能とされた。11月6日から12月1日までの投票期間中、延べ21万4080票が寄せられた。

(管瑞平/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/atra/201912040005.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/12/04 17:37

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水平線に落ちる夕日が拝める「台61線」の通霄区間=張文煥さん提供