価格はマーク18は約55万、アルキメデパイロットは直販でオプションで青焼き針にしてもらい約11万だったか

ムーブに関してはマーク18はETA2892ベースセリタSW300、アルキメデパイロットはETA2824でノンデイト2段引き
格も平均精度もセリタSW300(ETA2892)の方が上だけど耐久性ではETA2824の方がまだ優れてる
というのもマーク18の方はリューズ回り一度やられたし、SW300(ETA2892)の超弱点で手巻きに躊躇する

夜光は断然アルキメデパイロット
インデックス数字とマーカーと時分秒針まで全てルミノバで、ルミノバの中でも一番光るC3が塗られてる
俺のはオプションで青焼き針にしたけどIWCには青焼き針がないのも寂しいところ

防水性はマーク18はねじ込みで6気圧防水、アルキメデパイロットは非ねじ込みで10気圧
はっきりいってねじ込みは俺みたいに日替わりで時計を使う人にとっては物凄く不便

バックルはマーク18は例の微調整がついていて非常に便利、ただあんまり使わない、最初だけだった
アルキメデパイロットにはエクステンションがついてて簡単に2〜3cmほど延長することができる、でも使うことは全く無い

ただ、こういう機能は特許という大人の事情が大きく関わる時計あるある部分で
マーク18も10気圧防水にしたいし技術的に簡単に可能だけど特許絡みでできない
同様にアルキメデパイロットもバックルで微調整できるものにしたいし技術的に簡単に可能だけど特許絡みでできない


ぶっちゃけ時計だけを見てマーク18はアルキメデパイロットの5倍の価値があるか?というと無い
仕上げだのよくいうけど古典的デザインのミリタリーパイロットにそもそもそんな華美な装飾は不要
あるのはIWCというブランドバリュー、時計を知ってる人からは一目置かれるところだけだろう
一方のアルキメデにはそういったものは一切ない、ドイツ時計に詳しい人が存在を知ってる程度

個人的にマーク18に求めるのはノンデイトにするか本当の自社ムーブを搭載した方がいい
36mmモデルはまだいいけど40mmモデルはセリタSW300の仕様上デイト窓が左寄りになってデザインが破綻してる
もともとのナチスドイツモデルやマーク11などにはデイトは無いんだからデイトは本当にいらない