>>65
謙虚な人間がひとに対して「思考回路がオカシイ」なんて平気で口走るのかね
まあそれはいいとして
俺が個人的に考えるところでは7番という曲は構成としては巨大な室内楽で
内容としては音楽的にきわめて純化された一編のメルヘンだ
前半が混沌としているという見方にはまったく同意できない
冒頭の基本的な動機を次第に発展させて盛り上げる作曲家の手法は複雑ではあるが
それはきわめて精緻でありかつ西洋芸術音楽の形式感にも則っており
決して混沌とはしていない
フィナーレが深みに欠けるとはいったいこの音楽に何を求めているのか
ここまで豪快に吹け上がるロンドが他にあるか
その音楽的運動に身を委ねるだけでも楽しい
そしてこのフィナーレは他4楽章とのつぎはぎでは決してなく
ベートーヴェンの第三交響曲の終楽章が変奏曲であることと同じくらい
音楽的な必然さを伴っていると俺は思っている
そして音楽が輝かしく響けば響くほどその背後の闇はいよいよ深くなるのだ

文学的テクストに還元しやすそうな音楽しか受け付けられないのならご自由に
世間には音楽固有の領域、音楽でなければできないことを求める
俺のような頭のオカシイ人間もちらほらいるのだ